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新公開番組

瑠璃の島 スペシャル 2007 初恋

沖縄の八重山諸島にある小さな島を舞台に、東京からやって来た1人の少女が島の住民との出会いを通して成長する姿を描くヒューマンドラマ(2005年4月16日~6月18日放送、全10回)のその後を描いたスペシャル版。原作:森口豁、脚本:寺田敏雄。◆東京から遥か2000kmの南の果てにある鳩海島は、何も無いけれど珊瑚礁に囲まれ、ハイビスカスが咲き乱れる美しい島。この島の美しく雄大な自然と、島民たちの沢山の愛情は、東京で荒れた生活を送っていた少女・藤沢瑠璃(成海璃子)の凍てついた心を溶かし、いつしか瑠璃にとって、島は我が家に、そして島民は家族になっていた。あれから2年、島には新たに子どもがやってきて、すっかり島の子に成長した瑠璃を含めて、島には6人の子どもが暮らしていた。ある日、鳩海島に英語教師の宮原聖一郎(田辺誠一)とその息子・詩音(神木隆之介)が移住してくる。控え目な性格の詩音は、聖一郎に振り回されるが、何かと世話を焼いてくれる瑠璃に惹かれていく。そんな中、鳩海島にリゾート開発の話が舞い込んでくる。大切な砂浜で工事が始められようとしているのを見た瑠璃は、工事を止めようと騒ぎを起こす。一方、詩音は一人で島を抜け出そうとしていた。瑠璃は詩音を止めようとするが、2人だけでボートは出発してしまう。


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大阪環状線 Part4 ひと駅ごとのスマイル〔3〕 森ノ宮駅 別れをなびかせて歩く

大阪環状線の駅を舞台に、笑いと人情に溢れた大阪人とそこにある地元愛に包まれながら紡がれるひと駅ごとの物語を、全編4Kカメラで撮影したオムニバスドラマの第4シリーズ。(2018年10月13日~12月22日放送、全10回)◆第3回、森ノ宮駅「別れをなびかせて歩く」。中学時代に同じ吹奏楽部に所属していた渚(谷村美月)と楓(水上京香)はある日、青いドレス姿と喪服姿で偶然再会する。楓は渚が自分が好きだった先輩の結婚式に行くことを知り、先輩への思いを語り始める。それを聞いた渚は、楓をある歩道橋に連れて行き、自分が好意を寄せていた先生の思い出を語る。そして渚は楓がその先生の葬式に参列するのだと気づき、おめかしして結婚式に参列する自身の事を恥じるのだった。2人はお互いに葬式に行くべき、結婚式に出るべきと口論になり喧嘩別れしてしまう。しかしその後、結婚式場に現れ、行き詰まった日々の現状を話す楓は、渚を先輩との思い出の場所に連れて行く。お互いの思い出の場所で夢を見ていた日を話す2人。そして楓は区切りをつけるためにお互いの「式」に行こうと提案する。


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木曜劇場 隣の家族は青く見える〔10・終〕

数世帯が集まって自分たちで設計、建築をするコーポラティブハウス。この家に暮らす4組の夫婦、カップルが悩みや秘密を隠して葛藤しながらも成長していこうとする物語。脚本:中谷まゆみ。(2018年1月18日~3月22日放送、全10回)◆第10回。流産してしまったことに大きなショックを受けた奈々(深田恭子)は、大器(松山ケンイチ)に置き手紙を残して姿を消す。奈々が向かった先は、伊豆の実家だった。奈々の毋・春枝(原日出子)から連絡をもらった大器は、奈々の元へと駆けつけるが、奈々は、「もう治療を続けていく自信がない」と言って大器に別れ話を切り出す。奈々は今ならまだ大器は別の女性とやり直せる、と考えていたのだった。一方、朔(北村匠海)は高卒認定試験に合格する。渉(眞島秀和)は、受験が終わったら渡そうと思っていた、と言って朔に一枚の紙を手渡す。それは、世田谷区同性パートナーシップ宣誓の申告書だった。その頃、真一郎(野間口徹)は、テレビのダンスコンテストに出場する優香(安藤美優)の応援に行く。しかし、そこに深雪(真飛聖)の姿はなかった。亮司(平山浩行)は、亮太(和田庵)の姓を変更するための申立書を準備する。そこで亮司は、ちひろ(高橋メアリージュン)と将来のことについて話し合い、事実婚誓約書と遺言書を差し出す。亮司なりに、ちひろと涼太を守るために考えた上での行動だった。◆高橋メアリージュン、眞島秀和、真飛聖による“生”副音声あり


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追悼 杉本健吉画伯 感激は受胎

2004年2月にこの世を去った画家・杉本健吉氏は「感激は受胎」という言葉をよく口にした。毎日の生活の中で垣間見る命の感激が新たな創作を生む源だという意味である。絵画のみならず、陶芸、木彫、紙工作など様々な創作に取り組む姿を15年にわたって追い続けた膨大な取材映像を元に、杉本画伯の画家人生を振り返る。◆杉本画伯に心酔する画家・黒田征太郎さんが愛知県美浜町立上野間小学校の子どもたちを杉本美術館に招き、「杉本さんの絵をみて感じたことを絵にしてみないか」と話しかけた。子どもたちは様々な作品から感じとったものを絵や工作で表現した。感受性に満ちた子どもたちの作品を見て、黒田さんは、いつまでもその感覚を持ち続けて欲しいと子どもたちにやさしく語る。その後、美術館を出た黒田氏は、杉本画伯の四女清子さんの案内で画伯が好きだった場所を巡る。「船の家」「聚楽園」「旧カブトビール工場跡」、そして自宅へ。自宅アトリエの机の上には、画伯愛用の筆や絵具がそのまま残されており、黒田氏はそれらがごく普通の絵具や筆であることに驚く。杉本画伯がカブトビール工場跡を描こうとしていた100号キャンバスもそのまま残されていた。清子さんは、そのキャンバスを使って、画伯が計画していた工場跡の絵を黒田さんに描いて欲しいと提案した。黒田氏はいったんは固辞するが、絵を描くことを決意する。


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