【企画展示】 水木しげるの人生絵巻 と ゲゲゲの森の妖怪たち展
こどもの頃、大好きな「のんのんばあ」から「妖怪」の話を聞き、その存在を信じた水木少年。その後、第二次世界大戦の激戦地ラバウルから奇跡的に生還。ジャングルでの原始生活など、ふしぎな体験を通して目に見えないものの存在を感じ取った水木さんは、紙芝居作家から漫画家へ。『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』『河童の三平』など、次々と人気作品を生み出しました。
会場では、水木さんの人生と水木さんが愛する妖怪の世界をたっぷり伝えます。また大人気の鬼太郎をはじめ、日本に古くから伝わる様々な「妖怪」たちを楽しく紹介します。
「妖怪」は日本の「自然」や、日本人が古来からもっていた「こころ」の使者として、多くのことを教えてくれます。ゲゲゲの森でドキドキの妖怪体験をお楽しみください。
- 会 期 2011年2月4日(金)〜4月3日(日) ※月曜休館(月祝の場合は翌日休)
- 時 間 午前10時 − 午後5時
- 会 場 放送ライブラリー イベントホール・映像ホール
- 主 催 (財) 放送番組センター
- 後 援 横浜市経済観光局、(財)横浜観光コンベンション・ビューロー
- 監 修 水木プロダクション
- 企 画 アルボス
- 協 力 NHK、NHK放送博物館、東映アニメーション
- 入 場 無料
1.水木しげるの人生絵巻
水木さんの誕生から、幼少・青年時代、戦地体験、妖怪漫画家としての苦労と活躍、水木しげる記念館の設立、そして昨年の『ゲゲゲの女房』(NHK)の放送まで、水木しげるさんの人生を時々の写真と一緒に紹介します。
※特別展示1・・・『ゲゲゲの女房』の台本、セット図面、美術資料なども合わせて展示します。
(展示協力/NHK、NHK放送博物館)
2.鬼太郎ファミリー
鬼太郎をはじめ、漫画家・水木先生が生み出した個性溢れるキャラクターたちを紹介します。(鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男、子泣き爺、砂かけ婆、ねこ娘、悪魔くん、河童の三平など)
3.むかしむかしの妖怪たち
日本人は、昔からふしぎな事が起こると「妖怪」のしわざと信じていました。それら「妖怪」の姿が描かれた昔の絵巻物をパネルで紹介します。
4.妖怪のいる風景、水木しげるの妖怪画
水木先生が描いてきた、様々な妖怪画をもとに、代表的な妖怪を紹介します。
5.日本妖怪大地図
日本全国に知られる妖怪たち。妖怪たちの分布の全貌を日本地図で紹介します。
6.ゲゲゲの妖怪コーナー
水木原画を立体化した妖怪たちが会場に登場。たくさんの目が光る<百目>、大きな頭の <大かむろ>などの迫力にびっくり!妖怪の世界への冒険の始まりです。
<お楽しみ記念撮影>
子どもたちにも人気の <一反もめん>。背中に乗って、記念撮影が楽しめます。
7.妖怪ものしりクイズ
妖怪の旅の最後に、妖怪ものしり度チェック! みんなも妖怪通になったかな?
8.上映コーナー
『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ、水木しげるさんに関連するテレビ番組を、連日上映します。
<上映予定>
11:00 新テレビ私の履歴書 水木しげる (1989/日経映像・テレビ東京/27分)
11:30 ゲゲゲの鬼太郎 夜叉 (1968/東映アニメーション・フジテレビ/26分)
13:00 のんのんばあとオレ(総集編) (1991/NHK/116分)
15:00 続・のんのんばあとオレ(総集編) (1992/NHK/ 90分)
注:他の催事の都合上、上映会場を使用する場合がございます。その時間帯は、8階視聴ブースをご利用下さい。
※特別展示2・・・『ゲゲゲの鬼太郎』の5回のアニメシリーズの変遷をパネルで詳しく紹介します。(展示協力/東映アニメーション)
©水木プロダクション