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テレメンタリー2012 “3.11”を忘れない20 闘う先生 テレビ番組
番組ID

206393
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放送日

2012.03.27

分数

25

ジャンル

ドキュメンタリー

放送局

福島放送(KFB)

製作者

福島放送(KFB)

制作社

福島放送(KFB)

出演者

語り:木村多江

スタッフ

撮影:高橋良明、撮影:高萩一之、撮影:滝沢純、撮影:今井由水、撮影:山川昭彦、撮影:湯峯隆一、音声:大河内健洋、音声:大内彩可、音声:野村努、題字:千葉清藍、CG:山崎菜穂子、音響効果:番匠祐司、ミキサー:滝沢おさむ、協力:坂井有生、プロデューサー:宇野英人、ディレクター:高橋良明

概要

福島県南相馬市の産婦人科医・高橋亨平さん73歳。周りの人たちは尊敬と親しみを込めて「センセイ」と呼ぶ。東日本大震災・原発事故後、市内のほとんどの病院が閉鎖する中、センセイは南相馬に残って診察を続けた。他の病院が閉まっている上に、震災による体調不良やストレスで患者は増加。内科や成人病、精神科まで、センセイは自分を頼って訪れる患者たちを診てきた。◆しかし妊婦の数は激変。放射能を恐れ、ほとんどの妊婦が南相馬市を離れた。月に20件以上あったお産は、月1件のペースに落ちた。「子供の生まれない街に未来はない」そう話すセンセイは、行政に先駆けて妊婦の家の除染に乗り出した。必要な道具を自費で購入し、同じ志を持つ仲間とともに除染を続けた。「行動することが一番大事」とセンセイは言う。◆南相馬市の復興を目指すセンセイに更なる試練が襲い掛かる。ガンがセンセイの体をむしばんでいた。主治医からレントゲン写真を見せられたセンセイは、余命半年と自らを診断した。放射能にガン。闘う相手は増えるばかりだが、センセイは歩みを止めない。抗がん剤を打ちながら診察と除染を続ける。(「いつ死んでも悔いが残らないように、一日一日を精一杯生きる」そう言い続けたセンセイは、2013年1月22日に天国へ旅立った。)

受賞歴

日本民間放送連盟賞(第60回教養番組優秀)、「地方の時代」映像祭(2012優秀賞)


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