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新公開番組

ザ・ノンフィクション 1995-2025放送30周年特別企画〔4〕 女装と家族と終活と キャンディさんの人生

2025年10月、『ザ・ノンフィクション』は放送開始から30年を迎える。これを記念した特別企画として、名作・話題作として記憶に刻まれた番組と「その後」の物語を5週連続で届ける。◆第4弾は、2021年8月1日に放送され大きな反響を呼んだ「女装と家族と終活と キャンディさんの人生」と、その後のキャンディさんの終活と最期の日々。69歳の女装愛好家キャンディ・H・ミルキィさんは女装を始めて40年以上、かつては原宿の歩行者天国に出没し、話題の人だった。23歳で結婚し、3人の息子にも恵まれたが、キャンディさんの女装趣味が収まることはなく、妻は家を出て行った。女装によって崩壊した家族。息子たちは当時父親のことをどう思っていたのか。肺の病を患っているキャンディさんは残された時間を意識し、「終活」を始めた。2024年、キャンディさんから人生祭という名の生前葬の誘いが届く。最期までやりたいことを貫き、キャンディさんは「楽しかったな、我が人生」と語る。


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ザ・ノンフィクション 新宿二丁目の深夜食堂2 名物ママ 54年目の決断 前編

新宿二丁目を見つめ続けて53年。午前0時開店の深夜食堂を営む名物夫婦に決断の時が迫っていた。LGBTQが集う街・新宿二丁目で、午前0時から朝の9時まで営業する「クイン」は、1970年オープン以来、この街に流れついた人々の心を癒やしてきた。多くの客の目的は、名物ママ・りっちゃん(78歳)に会うこと。恋愛の悩みや人生相談など、ここでしか話せない悩みをぶつければ、返ってくるのは優しいアドバイスや、時に厳しい叱咤激励。さらに、夫・加地さん(77歳)が作る安くて温かな家庭料理が、お腹を満たしてくれるのだ。高齢夫婦が客のいなくなった店内で語り合うのは、「店の今後」について。店舗の賃貸契約が翌年夏に更新を迎えるからだ。年々、体力の衰えを感じ、今では、閉店時間を待たずに店を閉じる日もある。それでも、「店をやめないで」という二丁目の住人たちの声に応え、満身創痍の身で、営業を続けていた。2023年夏、夫婦は来夏の賃貸契約の更新を機に閉店することに決めた。残りあと1年。心のよりどころを失うことに動揺しながらも、「最後まで見守りたい」と声援を送る常連客たち。しかし、そんな中、連日の猛暑で加地さんが突然倒れてしまう。


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ザ・ノンフィクション 私が踊り続けるわけ3 57歳のストリッパー物語 後編

日本最高齢のストリッパー星愛美さん(57歳)。エネルギッシュで、圧倒的な迫力に満ちた彼女のステージに、男性だけでなく、多くの女性ファンも涙を流す。年々、踊ることが体力的に厳しくなっている愛美さんを支えているのは、全国各地のステージに駆けつける「星組」と呼ばれるファンの存在。一時は引退も考えた愛美さんだが「待っていてくれる人がいる限りステージに立ち続けたい亅と、57歳の誕生日イベントを機に新たなスタートを切った。しかし、2023年7月、肺に見つかったがんの摘出手術を受けるため、舞台を降板することに。手術は無事成功し、誰もがその復帰を待ち望んでいた。しかし、手術から2カ月が経っても体は思うように動かせず、復帰のめどが立たない現実に、生きる気力を失いかけていた。みんなに心配を掛けたくないと踊り子仲間とも距離を置いていた。そんな中、連絡を取り合ったのは、実の家族のように可愛がってきた後輩のるりさん。るりさんの「待ってる」という一言に、愛美さんは再びステージに復帰することを決意した。2023年11月、万全とは言えないまま迎えた復帰のステージ。全国から多くのファンたちが詰めかける中で57歳のストリッパーは、かつてのように踊ることができるのか。


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映像’23 食と心 摂食障害患者のSOS

食行動をコントロールできない「摂食障害」。食べることを拒否したり、食べては吐くことを繰り返したりする心の病気だ。10代から20代の若い世代が多く、コロナ禍で摂食障害になる若者が増加している。元女子マラソン日本代表の原裕美子さん(41歳)は摂食障害になったひとり。現役時代、華々しい活躍の影で厳しい体重制限から「食べ吐き」を1日に何度も繰り返した。体重を維持するための「食べ吐き」が、いつしか気持ちをコントロールするための手段になり、やめたくてもやめられないようになる。食料を手に入れるため、万引きをするようになった。実は、摂食障害患者が万引きする事例は少なくなく、万引きは症状のひとつだと指摘する医師もいる。まじめで完璧主義、頑張り屋の人がなりやすいと言われる摂食障害。誤解や偏見から病状を周囲に話せず、苦しむ患者もいる。番組では、コロナ禍で摂食障害を発症し、「食べ吐き」を繰り返す女子高校生にもカメラを向けた。高校に入学後すぐにコロナ禍のため休校となり、家にいる時間が長くなった彼女は、ささいなことから吐くことを覚えた。「他を頼れないというSOSなんです」と話す彼女。過食や拒食といった行為だけに目を向けるのではなく、その裏にある精神的なケアをしてほしいと訴える。番組では摂食障害の実情を当時者の言葉と共に伝える。


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ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年 人生を変えた犬 前編

東京でハナ動物病院の院長を務める獣医師の太田快作さん(40歳)は、「獣医師が動物保護の先頭に立つべき」と考え、一般診療の他に、野良猫や野良犬など飼い主のいない動物や福島で被災した動物などの治療を積極的に行っている。そんな太田さんにとってかけがえのない存在が犬の花子(18歳)だ。人間なら100歳近い高齢で、一緒に出勤し、診療中も花子を見守っている。花子は病院のアイドル犬でもあり、看護師や患者から愛されている。太田さんは18年前獣医学部生の時、花子を青森の保健所から引き取った。それがきっかけとなり、人間の犠牲になる動物の命について、深く考えるようになった。当時、獣医師になるためには生体を使った動物実験が必要だったが、太田さんは拒否。欧米で一般的な「動物実験代替法」によって、単位を取得した。かなり異例のことだった。太田さんは、休みの日も千葉へ野良猫の避妊去勢手術へ出かけ、埼玉では、多頭飼育崩壊現場へ行き、手術を行うなど、365日を動物に捧げている。そんな時、花子が突然倒れた。高齢のため手術をすることはできない。病院での診療を続けながら、花子の介護を始める太田さん。その献身的な日々に密着した。


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ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年 人生を変えた犬 後編

東京でハナ動物病院の院長を務める獣医師の太田快作さん(40歳)は、一般診療の他に、野良猫や野良犬など飼い主のいない動物や福島で被災した動物などの治療を積極的に行っている。そんな太田さんにとってかけがえのない存在が犬の花子(18歳)だ。人間なら100歳近い高齢で、一緒に出勤し、診療中も花子を見守っている。花子は病院のアイドル犬でもあり、看護師や患者から愛されている。太田さんは18年前獣医学部生の時、花子を青森の保健所から引き取ったことをきっかけに、人間の犠牲になる動物の命について、深く考えるようになった。獣医師になった今もいつも「花子だったらどうするか」と思い、動物たちを治療している。そんな花子が突然倒れた。内臓に腫瘍が見つかり、余命いくばくもない。特別な診療や手術はせず、花子との時間を大切にしようと決める太田さん。花子といつも通り、病院に出勤する。末期がんの犬やのどに腫瘍を持つ猫の手術をしながら、花子を見守る。看護師たちもそんな太田さんと花子に寄り添い、最後の時間を慈しむように過ごす。1匹の犬の看取りを通して、命との向き合い方を問いかける。


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ytvドキュメント 私のこと、まだわかる? ~夫は若年性認知症~

例えば自分が認知症になった時、夫婦はどう共に生きるのか。我が身に置き換えて考える時、つい『認知症になった後』のことを考える。でも、大切なのは「認知症になったら」ではなく、夫婦で「今をどう生きるのか」なのかもしれない。◆下坂さんは、2019年、65歳未満で発症する若年性認知症と診断された。数か月前、仲間と店を開いた矢先のことだった。同僚の名前が思い出せない、注文を忘れる、小銭の計算を間違えるといったことが増え、妻・佳子さんには内緒で「もの忘れ外来」を受診。認知症と告げられた時は、目の前が真っ暗になり、家族に迷惑がかかるのでは、死んだら保険金でローンを返せるかなど、暗い考えもよぎった。認知症のことを知った佳子さんは、本人が一番辛いから不安を見せまいと、夫の前では努めて明るく振舞い、隠れて泣いた。認知症が進行する中、時折妻は夫に「私のこと、まだ覚えている?」と確認する。◆加藤さんは、8年前に認知症を発症し、今では妻・雅津美さんの言葉に反応することもほぼ無くなった。思い出の水族館を、10年ぶりに夫婦で訪ねると、涙を見せる夫。「私のことを忘れたわけではない。」という雅津美さんの願いは、確信に変わった。◆解説副音声あり


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テレメンタリー2023 命を諦めるということ ~トリアージを決断した医師の1.17~

1995年1月17日に発生した、阪神淡路大震災。最大震度7の激震により、約6千人が亡くなり、4万人以上が負傷した。震源の淡路島にあった兵庫県立淡路病院では、震災当日の1日をビデオカメラで記録していた。被害の大きさや搬送者の情報が入らないなか、次々と運びこまれる重症患者。野戦病院のような混乱状況の中、冷静な判断でトリアージを指揮したのが、当時の外科部長・松田昌三医師(故人)だ。彼は1人でも多くの人の命を救うため、助かる見込みが無い人への心臓マッサージをやめるよう叫んだ。葛藤やためらいを抱きながらも、全責任を負う覚悟で蘇生中止を指示した。当時はトリアージが普及しておらず、ほとんどの医師がその言葉すら知らなかった。松田医師は亡くなるまで、論文や学会発表などで震災の経験を伝え続けた。そして、日本で初めて大規模災害時のトリアージを捉えたとされる貴重な映像は、震災から28年経った今も、次の災害に備えるために活用されている。松田医師はどんな思いで「命を諦めること」を決断したのか。残された映像のほか、松田医師の論文や手帳、28年経った今だからこそ語られる証言から、あの日の覚悟と葛藤に迫る。


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