テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

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放送ライブラリーの施設や公開番組について、よくあるご質問とその回答です。

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Q

放送ライブラリーの番組は、どうやって選ばれているの?

A

放送された番組の中から、「放送番組収集基準」に従って番組を選んでいます。
保存候補の番組が決まると、各放送局や番組を作った制作会社から保存・公開の許諾を受けます。

番組についてのデータ(タイトル、放送日、内容、スタッフ、出演者など)を教えてもらって、検索用のデータを作ります。
また、番組に関わる権利者(たとえば原作のあるドラマの場合、原作者、脚本家、出演者など)から、保存・公開に関する許諾を受けなければ、番組の保存や公開を行うことはできません。

Q

毎週見ている番組を見逃しちゃった! 放送ライブラリーで見られない?

A

すぐには見られません。

放送ライブラリーでは、放送される番組をそのまま録音・録画しているわけではありません。Q1の答えのとおり、一定の評価や収集基準に沿って番組を選んでいます。
また、放送局や番組制作会社に許可をもらって、公開用ソフトを作ったり、番組にかかわる権利を処理したりする手間や時間もかかります。

Q

むかし楽しみにしていた、あの番組がないのはどうして?

A

その理由はいくつか考えられます。

その1.単純に、番組そのものが残っていない場合。昔の番組に多いケースです。
昔は、放送番組を保存しようという考えがあまりありませんでした。毎日放送される番組を全部取っておこうとすると、フィルムやビデオテープは大変な量になります。それを保存する場所や、管理する手間もかかります。再放送される一部の番組を除けば、取っておく価値はないと思われていたのです。
また、ビデオテープの値段がとても高かったので、テープを使い回ししていた時期があります。こういった番組は、もう残っていないのです。

その2.海外制作のドラマ、劇場用映画などは、放送ライブラリーの保存の対象になりません。

その3.番組に関わる権利者から、保存・公開の許諾がもらえない場合、その番組は保存・公開できません。

Q

館内でしか見られないの? 貸し出しや、インターネット配信はできない?

A

放送ライブラリーの番組は、施設内での保存・公開という目的に限って、放送局や各権利者から複製や公開の許諾を受けていますので、貸し出しやインターネット配信、ダビング等はできません。
また、個人で録画した番組も、家庭内で楽しむ以外の使い方をすると著作権法違反になりかねないので気をつけましょう。

※図書館・博物館・公民館等の公共施設や、中学校、高校、専門学校、大学等の授業で、放送ライブラリーの公開番組を利用できるサービスを行っています。

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