ytvドキュメント 遺族とマスコミ 京アニ事件が投げかけた問い | テレビ番組 |
番組ID | 215830 |
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放送日 | 2020.10.24 |
分数 | 47 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV) |
製作者 | 讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV) |
制作社 | 讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV) |
出演者 | 報告:前川優也 |
スタッフ | 撮影:大中一、編集:秋山進吾、EED:中澤丈、音響効果:久保秀夫、MA:三木直彦、イラスト:竹本佐治、取材:前川優也、報告:前川優也、プロデューサー:吉川秀和、チーフプロデューサー:堀川雅子 |
概要 | 2019年7月に発生した京都アニメーション放火殺人事件。京都府警は遺族から実名報道や取材への意向を聞き取り、その内容をマスコミに知らせるという異例の報道発表を行った。遺族からの回答の多くは実名報道を拒否するものであった。しかし、マスコミは“いつも通り”犠牲者の実名を報じ、社会からは多くの批判を浴びることになった。報道機関は、これまで「国民の知る権利に奉仕」し、訴求力のある事実として、犠牲者の名前を伝えてきた。実際に、「息子は35(当時の死者数)分の1」ではないと語った被害者・石田敦志さんの父・基志さんは、実名報道を希望した。他にも実名報道を希望する声もあり、一定の意義はあったと言える。一方、ある遺族は実名報道を拒否した立場から、「実名は勝手に知らされるべきことなのか。被害者遺族の視点に立った報道を」と、報道が遺族をさらに苦しめた現実を語った。マスコミは遺族にどう向き合うべきなのか。京都アニメーションの放火殺人事件から1年以上が経ってもなお、事件が突き付けたマスコミへの課題は未だに明確な解決をみない。遺族とマスコミはどう向き合うべきかという、答えがないかもしれないこの問題について、様々な立場からの証言を積み重ね、紐解いていく。 |