テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

新ふるさと百景 400年の祭りを受け継ぐ ~鳥取・鹿野の城山神社祭礼~

番組ID
211564
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年04月24日(日)10:55~11:25
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
日本海テレビジョン放送(NKT)
製作者
日本海テレビジョン放送(NKT)
制作社
日本海テレビジョン放送(NKT)
出演者
スタッフ
演出:山本芳朗、制作:河野信一郎
概要
時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆鳥取市鹿野町は戦国時代から鹿野城の城下町として栄えた。鹿野祭りと呼ばれている『城山神社祭礼』は、江戸時代初めの城主・亀井茲矩が興した祭りだ。華やかで迫力のある屋台、勇ましい鎧武者、榊や神輿、そして獅子舞と日本古来の祭りの情景が今なお色濃く残っている。一度は途絶えたが、江戸末期に町民の力で復活した。400年を過ぎた今も昔からのしきたりを守り続け荘厳に繰り広げられている。神幸行列は町ごとに決められた榊、屋台、幟差し(のぼりさし)、獅子舞、そして神輿で構成され、およそ1キロ半の道のりを十数時間かけて練り歩く。本祭りは正午前に始まる。祭りの取締役を『役面(やくめん)』と言う。7つの町から一人ずつ選ばれた20歳前後の若者たちが様々な役につき、先輩から伝統のしきたりや技を受け継ぎながら祭りを進める。町民の力で復活させ連綿と続けられている祭りは、鹿野に住む人たちの誇りだ。

同じ年代の公開番組

日本遺産〔2〕 国境の島 壱岐・対馬・五島(長崎県) / 加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡(富山県)

日本各地の有形無形の文化財を歴史的ストーリーで結び合わせ、文化庁が認定した「日本遺産」を各回2件ずつ紹介し、今まで知っているようで知らなかった日本を美しく描き出す。(シーズン1:2016年11月13日~2017年1月29日放送、全11回)◆第2回。前編:「国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~」。古代中国の歴史書「魏志倭人伝」には日本の邪馬台国に並び、壱岐、対馬も日本の「国」として記されている。2つの島は外国の文化の玄関口であり、最先端都市であった。また、五島列島は中国へ向け出発した遣唐使船の日本最後の寄港地だった。命を賭して外国との架け橋になろうとした人々の苦難の道と夢の跡をたどる。◆後編:「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡 ―人、技、心―」。富山県高岡市は江戸時代に加賀前田家が作った城下町である。前田家2代当主利長は高岡城の築城後、間まもなく病死し、わずか6年で廃城となった。それでも高岡は“主(あるじ)”なき城下町として発展を続けた。その歴史を象徴するものに、「高岡御車山(みくるまやま)祭り」がある。華やかな山車の装飾に潜む秘密に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組