テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

新ふるさと百景 山村に響く太鼓の音 ~かしら打ち・鳥取県日南町~

番組ID
211571
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年11月27日(日)10:55~11:25
時間(分)
25
ジャンル
school
教育・教養
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
日本海テレビジョン放送(NKT)
製作者
日本海テレビジョン放送(NKT)
制作社
日本海テレビジョン放送(NKT)
出演者
スタッフ
演出:井田聰、制作:河野信一郎
概要
時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆古くから宿場町として栄えた鳥取県日南町多里地区。ここの多里神社では毎年11月、五穀豊穣を感謝する秋祭りが行われる。そこで奉納されるのが「多里かしら打ち」だ。「かしら」とは大きな太鼓のこと。江戸時代の終わりごろから行われてきたと伝えられているが、それ以前のことは分かっていない。しかし広島県にも、太鼓の打ち方は違うものの、「かしらうち」と呼ばれる祭礼行事が残っていることから、中国山地地域の文化交流があったと考えられている。多里のかしら打ちは、「かしら」3台に、それぞれ4人の叩き手がついて12人で打つ。今は多里地区の青年団と子供会が受け継いでいる。「多里かしら打ち」には「とんていと」「てんてこ」など8種類の囃子があり、太鼓の打ち方もそれぞれ違う。どの囃子を打つかは、代々笛役を務める青年団長が決める。祭りの当日、家内安全や五穀豊穣などの祈りを込めて多里地区内の20ヶ所以上でかしらが叩かれる。

同じ年代の公開番組

日本遺産〔3〕 『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」(兵庫県) / 相良700年が生んだ保守と進取の文化(熊本県)

日本各地の有形無形の文化財を歴史的ストーリーで結び合わせ、文化庁が認定した「日本遺産」を各回2件ずつ紹介し、今まで知っているようで知らなかった日本を美しく描き出す。(シーズン1:2016年11月13日~2017年1月29日放送、全11回)◆第3回。前編:「『古事記』の冒頭を飾る『国生みの島・淡路』 ~古代国家を支えた海人の営み~」。日本最古の歴史書『古事記』に綴られる創生の物語「国生み神話」には、日本の始まりの地が淡路島と記されている。島には神威を感じる渦潮などの豊かな自然が残されている一方で、島に残される数多くの遺跡からは、古代の海の民の形跡が見つかり始めている。国生み神話の舞台・淡路に残る古代ロマンをたどる。◆後編:「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本で最も豊かな隠れ里―人吉球磨~」。熊本県人吉球磨地域は、700年という長きにわたり、相良氏が治めた全国でも珍しい地域だ。この人吉球磨には、歴史的・文化的に価値が高い茅葺のお堂や神社、数多くの仏像の秀作が遺されている。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組