テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

RSK地域スペシャル メッセージ 盲学校をキルギスにも ~竹内先生 新たな支援~

番組ID
211581
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年07月27日(水)20:56~21:54
時間(分)
51
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
RSK山陽放送(RSK)
製作者
RSK山陽放送(RSK)
制作社
RSK山陽放送(RSK)
出演者
ナレーション:米澤秀敏
スタッフ
撮影:横田康成、取材:武田博志、構成:武田博志
概要
岡山盲学校の講師・竹内昌彦さん(71歳)は、24年間で2000回もの講演を行ってきた。目が見えず様々な苦難を乗り越えてきた竹内さんの言葉に救われた人たちは数多くいる。そんな竹内さんは今、遠く離れた中央アジア・キルギスの盲人たちを助けることに全力を注いでいる。まずはキルギスの「視覚障害者リハビリセンター」の設立を支援し、目の見えない多くの人たちの将来を切り拓いた。そして今新たに、手術さえすれば目が見えるようになる子どもたちの支援に動き出した。なぜ日本から遠く離れたキルギスの盲人たちを救うのか。キルギスでの同行取材を通じて、その思いに迫った。

同じ年代の公開番組

日本遺産〔2〕 国境の島 壱岐・対馬・五島(長崎県) / 加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡(富山県)

日本各地の有形無形の文化財を歴史的ストーリーで結び合わせ、文化庁が認定した「日本遺産」を各回2件ずつ紹介し、今まで知っているようで知らなかった日本を美しく描き出す。(シーズン1:2016年11月13日~2017年1月29日放送、全11回)◆第2回。前編:「国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~」。古代中国の歴史書「魏志倭人伝」には日本の邪馬台国に並び、壱岐、対馬も日本の「国」として記されている。2つの島は外国の文化の玄関口であり、最先端都市であった。また、五島列島は中国へ向け出発した遣唐使船の日本最後の寄港地だった。命を賭して外国との架け橋になろうとした人々の苦難の道と夢の跡をたどる。◆後編:「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡 ―人、技、心―」。富山県高岡市は江戸時代に加賀前田家が作った城下町である。前田家2代当主利長は高岡城の築城後、間まもなく病死し、わずか6年で廃城となった。それでも高岡は“主(あるじ)”なき城下町として発展を続けた。その歴史を象徴するものに、「高岡御車山(みくるまやま)祭り」がある。華やかな山車の装飾に潜む秘密に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組
許し難きを許す フィリピン収監旧日本兵帰国の陰で

1953年、太平洋戦争の激戦地・フィリピンで戦犯となった旧日本兵108人が、当時のキリノ比大統領に特赦を与えられ、帰国した。そのキリノ大統領に長年にわたって恩赦を訴え続けたのが、島根県安来市出身の画家・加納莞蕾(かんらい)。ふるさとに設けられた小さな美術館には、彼の洋画や日本画の作品と共に、228通の書簡、その返書73通が展示保管されている。◆フィリピンの戦犯恩赦については、モンテンルパの刑務所で死刑囚が作詞した歌「あゝモンテンルパの夜は更けて」が大統領の心を動かし、日本国内で盛り上がった助命嘆願運動の為だ、と考えられてきた。◆しかし最近の研究で、莞蕾の書簡はフィリピンの関係機関で大切に保管され、歌が日本でヒットする1年以上前に「キリノ大統領は新たな死刑の執行はしない」という意志を固めていたと記す大統領私設秘書の返書が確認されたのである。書簡の研究成果を総合して考えると、莞蕾が絵筆を折って「憎悪と報復の連鎖を断ち切る為に、許しがたきを許して欲しい」とした訴えに則した形で、大統領が“ゆるし”に至ったという姿が浮かび上がってくる。◆戦後70年を契機に、加納莞蕾のふるさとでは、彼の平和運動を見直そうという動きが高まっている。日本とフィリピンの友好の礎を築いた莞蕾。自らの生活をかえりみず、信念に従い、助命・平和運動に心血を注いだ知られざる市井の画家の思いに迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
OBS報道特別番組 アフリカの大地に種をまく ~コメで飢餓を救いたい~

地球温暖化による干ばつや爆発的な人口増加で食糧危機に瀕するアフリカ。今から30年前、アジアを出発点にその後、アフリカに渡り、高温でも水がなくても栽培できる画期的な新品種ネリカ米をアフリカ普及させた男がいる。大分県杵築市出身でJICAウガンダ専門家稲作上級技術アドバイザーの坪井達史さん(66歳)だ。日本政府がアフリカ諸国にネリカ米を普及させ支援をすると表明した直後、坪井さんはプロジェクトの責任者となり、任務を遂行してきた。彼はウガンダのナムロンゲ村国立作物資源研究所に在籍し、現地に赴き、今もエチオピアなどで農業指導を続けている。2016年3月、再びエチオピアへ向かい、新たなネリカ米のプロジェクトを立ち上げ、現地で農業研究者の指導を始めた。坪井さんは、現地の人達とともに汗をかき、成果を喜びあってこそ、真の国際協力の姿であるとの信念を持ち、ネリカ米を栽培し収穫することでアフリカの何万人もの食糧を生み出し、命を救ってきた。彼の不屈の情熱と真の国際協力のあり方を描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
新ふるさと百景 民衆の娯楽一式飾り ~鳥取県南部町~

時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆鳥取県南部町法勝寺地区には、古くから伝わる風習、「一式飾り(いっしきかざり)」がある。「一式飾り」とは、食器や竹製品など生活に身近な生活道具一式で、趣向を凝らした作品を作る江戸時代から続く娯楽だ。日本の経済成長とともに姿を消し、今、風習が残る地域は全国で20に満たないといわれている。作品は法勝寺地区内8つの区ごとに制作するのが慣わしで、毎年4月の第2週、土曜日と日曜日の展示にあわせ1週間前から準備が始まる。一式飾りはテーマや材料など、隣近所でも本番まで秘密で制作される。骨組みだけ木を使うことが許されるものの、その他は生活道具一式のみを使うことがルール。さらに道具は飾り終えた後、元通り使用できるのが条件で、切ったり穴を空けたりすることはご法度。住民たちはまるで童心に戻ったような表情を浮かべて作品を作り続ける。儚さが一式飾りへの愛情を育み、住民たちのつながりを深める拠り所となっている。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組