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テレビ番組

ニッポン列島探検 岬の海士

番組ID
212241
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放送日時
1969年11月26日(水)
時間(分)
22
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
南海放送(RNB)
製作者
南海放送(RNB)
制作社
南海放送(RNB)
出演者
ナレーター:小山田宗徳
スタッフ
構成:平岡英、演出:平岡英、撮影:高橋是、水中撮影:武田充彦
概要
愛媛県の西端、佐田岬半島の南側の宇和海には、色とりどりの珊瑚礁が広がる。そこでアワビやサザエを採って暮らす「海士(あまし)」と呼ばれる男たちがいる。その歴史は長く、海に潜るのは男の仕事で、女は陸で水くみや、段々畑で芋と麦作りに励む。◆午前7時、約150人の日本で唯一の海士の集団が、先を争うように海に出る。漁期は7月から10月で、毎日4時間は海に潜る。60歳を過ぎた海士も少なくない。海と生きる男たちは、潜ることを「海に住む」と言う。素潜りは人間の労働の原型と言われるが、潜るのはせいぜい15mほどの海底で、約1分半の間に獲物を狙う。しかし、潜ればそこに必ず獲物がいるとは限らない。海士の中でも「名人」と呼ばれる兄弟は、命綱一本で素潜りの限界と言われる30mまで潜る。秋には台風が近づく。荒波にさらされる岬で、日頃は独りで潜る海士たちは団結して浜に船を引き上げ、台風が過ぎるとまた勇んで海に出て行く。◆放送番組センター協賛番組

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