テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

バオバブが広島にやってきた ~男たちの500日の記録~

番組ID
212743
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2018年02月24日(土)12:00~12:55
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビ新広島(TSS)
製作者
テレビ新広島(TSS)
制作社
テレビ新広島(TSS)、クラフトワン
出演者
ナレーション:深井瞬
スタッフ
企画:中岡泰臣、撮影:筒井俊行、撮影:津田直幸、音声:石原泰鵬、CG:升本健太、テロップ:升本健太、MA:瀬島敬史、ディレクター:畠山信吾、プロデューサー:横井利行
概要
バオバブとは、フランスの作家サン・テグジュペリの小説「星の王子さま」にも登場する植物で、ずんぐりとしたユーモラスな形から世界中で人気が高い大型の木である。マダガスカル、アフリカ、オーストラリアなどに生息するこの木が2017年10月に広島にやってきた。広島市植物公園の開園40周年事業の一環として、オーストラリアのカナナラから移植することになったのだ。日本へ渡るバオバブは、直径約2メートル、およそ5.6トンもある樹齢約400年の巨樹である。オーストラリアから広島まで約6000キロ、巨大なバオバブの木が広島の植物公園で植樹されるまでのビッグプロジェクトを追った。

同じ年代の公開番組

あまみじかんスペシャル 神を招くシマ

鹿児島県本土から南に380キロ、奄美大島は大和と琉球の間で独特の文化を築いてきた。島北部の秋名・幾里集落は、南の島には珍しい稲作地帯である。稲刈りが終わる頃、旧暦8月最初の丙の日に、稲の神様「ニャーダマ」を招く祭りが行われる。「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」というちょっと変わった祭事だ。男たちは山の上に建てた藁ぶき小屋を激しく揺り倒し、女たちは海の上で祈る。そして、老いも若きもともに唄い、踊る。祭りは、神々と自然への感謝を捧げるとともに、集落の一体感を強める行事でもある。しかし、数百年続く祭りも、担い手の高齢化が進んでいる。そこで、青年団らがUターン、Iターンの人々を巻き込み、唄と踊りの練習を始める。方言がわからない人のために字幕入りビデオも作り、若者たちは毎週公民館に集うようになった。しかし、集落一の唄い手・踊り手のおばあが、いくら頼んでも練習に参加してくれない。果たして、祭りを無事に行い、稲の神様を招くことはできるのか。番組では、人と自然と神が共生する文化が色濃く残る地域にカメラを置き、1年を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
天空の頂に 槍ヶ岳 山小屋100年物語

北アルプスの盟主と呼ばれる3180mの名峰槍ヶ岳は、古くから多くの登山者の憧れの山。槍の「穂先」と呼ばれる山頂直下に、人気の山小屋「槍ヶ岳山荘」がある。その始まりは100年前に穂苅三寿雄が槍沢に開いた「槍沢小屋」。自然を愛した三寿雄は、槍沢小屋や、その後開いた槍ヶ岳山荘を拠点に山々を歩き、山岳写真家の草分けとなった。後を継いだ二代目の穂苅貞雄は、山小屋の増築や改築を重ね現在の小屋の礎を築いた。彼も高山の様々な表情をフィルムに収め、写真家としても知られる。三代目の康治は京大から大手商社に就職し、イギリスの駐在員を務めた秀才。40歳の時「自分にしか出来ない仕事をしたい」と考え山小屋を継いだ。そして2017年4月、康治の四男大輔は大手携帯電話会社を辞め、4代目を目指して山小屋の修行を始めた。幼い頃から父に連れられ槍ヶ岳に来ていた彼は、「いつか小屋の仕事をしたい」という思いを持っていた。小屋開けから11月の小屋閉めまで、槍ヶ岳山荘の1シーズンに密着。槍ヶ岳に寄り添いながら、100年4代が受け継いでいこうとする思いを見つめた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組