テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料
天使のいたずらで女の体に男の心が入ってしまったお姫様、サファイヤ。男しか世継ぎになれない王国で男の子として育てられるが、大臣たちはサファイヤが本当は女の子であることを暴いて国をのっとろうとする。サファイヤはリボンの騎士に変装して企みに立ち向かう。(1967年4月2日~1968年4月7日、全52回)◆魔王メフィストは、おとなしい娘ヘケートを魔女らしい性格にしようと、サファイヤの男の心を狙っていた。それを知ったジュラルミン大公は、チャンスとばかりにサファイヤを城外へ連れ出す。チンクはサファイヤを助けようと、メフィストの住む魔の山へ向かった。
馬方とは、馬に引かせる馬車で貨物や乗客を運搬することを職業とする人を指す。自動車が普及した現代では珍しい職業となったが、今もなお四国の山岳地域で現役で働く馬方さんの暮らしを紹介する。◆徳島県麻植郡山川町(現、吉野川市)に暮らす工藤実さんは、田畑の仕事は妻に任せて、祖父が始めた馬方稼業に勤しんでいる。工藤さんの相棒は北海道産の6歳馬で、1年前に北海道からやってきた。残念ながら名前は付けられていないが、家族の一員のように大切に飼われている。伐採された木材を山から下ろして町まで運ぶなどのきつい仕事もあるが、豊かな自然の中で人馬一体働く馬方さんの姿は、今や貴重な風景である。
明治100年にあたり、近代日本の足取りを証言者と記録映像によって振り返り、検証するスタジオドキュメント。(全39回)◆無声映画、トーキー、飛び出す映画、シネラマと発達してきた映画。チャップリン、マリリン・モンロー、ジョン・ウェインを生んだ映画。その映画が日本に輸入されてからの歴史をたどる。衣笠貞之助監督が大正初期の映画づくりをスタジオで再現。かつての活動弁士大蔵貢さんが名調子を披露する。
クレージーキャッツ植木等のバイタリティーと笑いがあふれる、歌と踊りの公開バラエティショー。植木等とゲストとの組み合わせの面白さも見どころ。(1967年7月6日〜1968年12月26日放送)◆第1回のゲストは江利チエミ。
爆撃下の北ベトナム・ハノイを中心に、1カ月間つぶさに現地を見た田英夫のリポート。西側の情報に頼りがちなベトナム戦争のもうひとつの面を取材し、和平への道を探る。連日の爆撃の中で暮らす市民の動きや表情、市場の賑わい、工場で働く少女の笑顔などに、田英夫キャスターは戦争を日常にとけ込ませて生きるベトナム人のしたたかさを見る。◆昭和42年度芸術祭ドキュメンタリー部門参加作品
社会のなかで生きる日本人を描いたヒューマンドキュメンタリーシリーズ。(1964年11月1日~1971年4月3日)◆国鉄新宿駅の駅長は、東京駅、上野駅と並んで現場の国鉄マンにとって憧れの役職のひとつ。1年後に定年を控えた新宿駅長を主人公に、乗り換えも含めて1日の乗降客数200万人というマンモス駅の多忙なスケジュールを描く。
明治100年にあたり、近代日本の足取りを証言者と記録映像によって振り返り、検証するスタジオドキュメント。(全39回)◆新しい宗教は次々と誕生しているが、歴史的に見ると、江戸時代を中心としたキリシタンの弾圧や大正・昭和の大本教の弾圧など宗教弾圧の事例は多い。中でも大本教は、1935(昭和10)出口王仁三郎教祖が不敬罪と治安維持法違反で検挙され、神殿の破壊を強いられるなどの迫害を受けた。番組では、宗教弾圧の歴史を振り返り、関係者の話から当時の世相を浮き彫りにする。
小中学生のこどもたちを対象にした、視聴者参加ののど自慢コンテスト番組。日清食品提供「日清ちびっこのどじまん」。(1965年7月27日〜1969年9月29日放送)◆東京・新宿の厚生年金会館ホールで行われた第2回ちびっこのどじまん日本一大会の熱戦の模様をおくる。一年間、全国5万人の応募者の中から勝ち抜いてきた7人のグランドチャンピンたちが、自慢の歌を披露して日本一を競う。司会は大村崑。