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テレビ番組

NNNドキュメント’97 35円の代償/シリーズ52年目の夏に〔3〕

番組ID
008552
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放送日時
1997年08月11日(月)00:15~00:45
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
長崎国際テレビ(NIB)
製作者
長崎国際テレビ(NIB)
制作社
長崎国際テレビ(NIB)
出演者
ナレーター:此島愛子
スタッフ
撮影:安田弘之、録音:深沢広一、音声:柴田義弘、編集:佐藤幸一、VTR:尾崎紀身、音響効果:高田暢也、ミキサー:植井英二、ディレクター:佐藤友治、プロデューサー:熊代慎吾
概要
第2次世界大戦中、韓国から長崎市に強制連行され被爆した元徴用工の思いを、彼の裁判闘争を通して伝える。シリーズ52年目の夏に(3)。◆韓国・釜山市に住む金順吉さんは74歳。戦時中に長崎市の三菱重工長崎造船所で被爆した。創氏改名で名前を変えられ、2万トン級の輸送船を作る仕事を強いられていた金さんは、1992年7月に日本政府と三菱を相手に、当時の未払い賃金の支払いと、強制連行や被爆に対する慰謝料を求めて裁判を起こした。裁判を闘うなかで、当時の厚生年金の名簿を見つけた金さんは、脱退手当金の支給を社会保険庁に申請した。手当金の支給申請から2年半、支給保留から10ヶ月。ようやく支払われた手当金は、当時の貨幣価値のままのわずか35円だった。

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