テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

日本のチカラ 亡き兄、そして厳格な父へ… ~静かな決意と山梨マンゴー~

番組ID
216915
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年02月06日(日)06:30~07:00
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
山梨放送(YBS)
製作者
山梨放送(YBS)
制作社
山梨放送(YBS)、民間放送教育協会、ファーストビジョン
出演者
ナレーション:海野紀恵
スタッフ
テーマ曲:相知明日香、撮影:早川隆史、撮影:窪田昌也、撮影:鈴木智彦、音声:窪田務、音声:大久保達朗、音声:進藤和彦、音声:古屋裕士、編集:柳沢康之、MA:村松直樹、CG:中村七生、ディレクター:天野英和、プロデューサー:加藤哲郎、プロデューサー:雪竹弘一
概要
山梨県韮崎市で農業を行う守屋紀洋さんは、南国のフルーツとして知られるマンゴーを栽培している。宮崎県産にも劣らない味に注目が集まっている。当初農業初心者であった守屋さんは、マンゴー栽培の難しさに失敗が続いた。それでも栽培3年目には収穫量も売り上げも大幅に増加した。そんな守屋さんの努力の背景には家族の存在があった。守屋さんの母親は、守屋さんが12歳の時に亡くなり、それから厳格な父親に育てられてきた。守屋さんはそんな父親に認められたいと奮闘を続けている。そしてもう一人、大きな存在だったのが障害を抱える兄である。亡くなった母が心配しないようにと、守屋さんは兄をサポートできる鍼灸師の国家資格を取得し、妻と3人で暮らしていた。父親から農業の話を相談された時も兄と一緒に働けるかもしれないと、農家になることを決意する。しかし、その後兄は急死。守屋さんは亡くなった兄のためにもマンゴー栽培を成功させたいと考えていた。山梨県で奮闘する若手マンゴー農家を追いかけた。

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’22 あした私は踊っていないかもしれない バレリーナ 針山愛美の生き方

針山愛美さんは、16歳でロシアの名門・ボリショイ・バレエ学校に留学、数々の国際賞を受賞し、世界中のバレエ団で活躍した。2017年からは、子ども達の教室や大学での指導を日本で始め、教えることに魅力と手ごたえを感じ始めていたが、3年前、乳癌になったことをきっかけに「もう一度自分の踊りに向き合いたい」と考え始める。かつて同じバレエ団に所属した巨匠ウラジーミル・マラーホフ氏と共に若手を募り、舞台を企画した。自ら舞台に立つと共に、次の世代に“本物の芸術”を伝えたいという思いがあった。しかし、新型コロナの影響でマラーホフ氏の来日は難航し、3度の延期を経て、ようやくその時を迎えた。針山さんはかつてのように体が動かず、自分に腹が立つと嘆くこともあったが、ロシア時代に常に胸の内にあった「あした私は踊っていないかもしれない」との思いで、踊り続ける。逆境を原動力に挑戦し続ける姿は、同じ舞台に立つ子ども達に、そして見る人々に、“生き方のヒント”を教えてくれる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ローカル魂 アマダブラム 怪峰に惚れた男たち

母の首飾りと崇められ、ヒマラヤ山脈のなかで最も美しい山容をもつアマダブラム(6812m)。この怪峰に心酔し登攀を決意した二人の登山家が山形にいる。東根在住の飯澤政人(36歳)は山形県初のK2登頂を達成した登山家。そして、岩手生まれの南部弁がトレードマーク、小さな工務店の社長を務めている赤坂純友(36歳)。世界屈指の難関「アマダブラム」登頂を目指した。ネパールの山岳地帯を歩くこと3週間、道すがら出会った村人は口々にエベレストよりも厳しい山と語った。標高5000mの懸垂氷河、酸素濃度は平地の半分以下、-20度の極寒と強風。神々しいアマダブラムは死と隣り合わせの美しき地獄が広がっている。飯澤はK2に挑んだ時、仲間を滑落で失った。赤坂はかつて心の病気を患い、山登りに心を癒され再起した経験がある。2人の登山家はそれぞれの思いをアマダブラムに重ね、極限の世界に足を踏み入れていく。5000mを超える世界は人間から酸素だけでなく、体力と気力を根こそぎ奪っていく。山頂アタック目前、弱音ばかり吐く赤坂に飯澤はついに怒り、大喧嘩がはじまる。自分たちはなぜアマダブラムに登るのか。人間が何かに挑戦するとはどういう事なのか。若き登山家の苦難と友情に満ちた踏破への道を追う。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組