テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’21 帰ってきたロフマン ぼくが介護をやめたわけ

番組ID
217309
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年09月20日(月)00:55~01:25
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビ信州(TSB)
製作者
テレビ信州(TSB)
制作社
テレビ信州(TSB)
出演者
ナレーター:土村芳
スタッフ
撮影:野本昌伯、EED:永井達也、題字:細野静耀、テロップ:鈴木聡哉、音響効果:番匠裕司、MA:浜口崇、ディレクター:久和健一郎、撮影:久和健一郎、編集:久和健一郎、プロデューサー:伊東秀一
概要
2008年、経済連携協定(EPA)に基づいて介護福祉士候補生として日本にやってきたインドネシア人のロフマンさん。来日4年目に介護福祉士の国家資格を取得し、延べ13年、お年寄りと向き合った。国は、団塊の世代が75歳以上となる2025年度に約32万人の介護人材が不足すると試算する。少子高齢化は予想以上の速さで進む。ロフマンさんは売り手市場となっている日本の介護現場を目の当たりにし、技能実習生として来日を希望する若者に介護と日本語を教え、後押しする送り出し機関の設立を目指していた。

同じ年代の公開番組

tbc報道特別番組 海、さえぎる壁 ~被災地の巨大防潮堤~

東日本大震災の復興事業で宮城県の沿岸部に整備される「防潮堤」の総延長は232.8キロメートル。総事業費は7千億円を超える。震災発生から10年が経ち、計画通り防潮堤が整備され、海岸線にはコンクリートの“灰色”の景色が広がっている。防潮堤は、津波や高潮から街を守る大切な設備だ。しかし、海沿いで暮らす人たちからは違和感を訴える声が絶えない。南三陸町で漁師をする高橋源一さんは「塀の中にいるみたいだ」とため息交じりに語る。作業場から海はほとんど見えなくなり、港の様子がわからないため不安があるとも言う。また、各地の海岸を取材すると、背後に守るものが見当たらない荒れ地にまで巨大な防潮堤が建設された場所も見つかった。一方、住民が要望しながら防潮堤の建設が見送られた海岸も存在している。こうした中、復興計画の策定に携わった防災の専門家は、防潮堤があることによって逃げなくてもよいと考えてしまうのでは、と警鐘を鳴らす。さらに、防潮堤には一定の高さの津波を防ぐ効果がある一方、ひとたび越流すれば「射流」と呼ばれる現象により勢いを増す危険があることがわかった。果たしてその威力とは。巨額の復興予算を投じた「防潮堤」について課題を検証した。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
NST NEWS タッチSP 最前線の声 未知のウイルスと闘う新潟の医療現場

2020年2月に新潟県内で初めて感染が確認された新型コロナウイルス。その後1年で感染者数は1000人を超えたが、人口10万人あたりの感染者数は全国で5番目に少ない。しかし“医師不足”が現場を圧迫している実態があった。3次救急を担う魚沼基幹病院では救命救急センターで新型コロナウイルス患者を受け入れている。山間部に位置するため、冬の時期はスキー場からの救急搬送もあり、コロナ患者を受け入れながら救急医療にも備えなければいけない。医師不足が大きな課題だった新潟県は医療崩壊の危機に立たされていた。地域の実情や病院の特性を考え、感染者の入院先決定が医療崩壊を防ぐために重要となっている。その調整役を担っているのが新潟大学大学院の高橋昌特任教授。県や病院と連携しながら、地域や病院に偏りが生じないよう調整を続けている。一方で、コロナ患者を受け入れていない病院にも直面している問題があった。入院患者の平均年齢が80歳超の小出病院では、2021年1月に病床の平均稼働率が99.6%にまで上った。入退院の激しさに加え、重症化リスクの高い高齢者の看護。県内でも“院内クラスター”が発生する病院もあり、医療現場は常に緊張感のある中で闘っていた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
どーんと鹿児島 新型コロナ 医療の現場から

新型コロナ医療の“最後の砦”と呼ばれる鹿児島大学病院。重篤な患者の命を救う人工心肺装置・ECMOが扱える、県内有数の医療機関だ。コロナ患者は容体が急変しやすいため、24時間体制で患者を見守る。病室に入るスタッフは、防護服に二重のゴム手袋、ヘアキャップを身に着け、常に感染リスクと隣り合わせの過酷な現場で奮闘を続けている。新型コロナの患者が亡くなった場合、感染対策のため通夜や葬儀ができず、遺骨となって遺族のもとに帰るケースがある。しかし、鹿児島大学病院では1例目の死者から、感染対策をとった上で病室に棺を置き、家族との最後の面会を叶えてきた。そこには患者1人1人の命と向き合い、遺族に寄り添おうとする看護師の思いがあった。さらに新型コロナで夫と母を亡くした女性を取材。家族を失い悲しみに暮れていた女性の心の支えになったのが、看護師による闘病日記だった。日記に綴られていたのは、可愛らしい手書きのイラストと、懸命にウイルスに立ち向かう夫の姿だった。そして日記は、医師と看護師からのねぎらいの言葉で締めくくられていた。番組では、医療崩壊を防ぐために医療機関の枠を越えて連携する医師たちの取り組みや、コロナ禍で地域格差が深刻となっている離島医療の現状にも着目し、未曾有の感染症に立ち向かう地域医療の姿を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組