ウガンダ、ケニア、タンザニアなどの大自然と、それに包まれて生きる人々の暮らしをアフリカへの憧れを込めて描く。◆案内役の少年：アリ・ビライ、（声）安田渡。語り：江守徹。協力：日本海外青年協力隊。アフリカ取材協力：蒲谷鶴彦。作：川崎洋、音楽：山本直純。

山の村を捨てて町へ出てきたある一家の悲劇をつづり、過疎に悩む農村の姿を描く。三浦哲郎の書き下ろしドラマ。出演：初井言栄、江角英明、左時枝ほか。

大相撲の「呼び出し太郎」の名調子を、生前の声や二十二代・木村庄之助の話、双葉山・安芸の海の対戦などの実況を交えてつづる。語り：西村晃。

昭和２０年８月９日。原爆投下の日、被災者を乗せ死の町を出た６両編成の救援列車があった。列車を引く機関車のモノローグの形で長崎の惨禍を描く。

九州の窯元の血をひく女流陶芸家の高麗青磁再現にかける執念と、心をつかみきれない男への思いを韓国の風土の中に描く。韓国文化放送との共同制作。作：岩城希伊子、音楽：桑原研郎。出演：香川京子、町村幸之ほか。

岡山県高梁市の高校生が作詞・作曲した「Ｄ５１の詩」に、効果音やインタビューを交えて構成する。消えゆくＳＬへの惜別と賛歌。

“レモンちゃん”ことパーソナリティー落合恵子の感性と聴取者に直接語りかけるようなしゃべりで若者の人気を集めた番組。（１９７１年４月１２日～１９７５年９月１２日放送）◆この回は番組初めてのゲストとして、よしだたくろう（吉田拓郎）を迎えて話を聞く。歌をうたうこと、広島フォーク村、いま好きな人、青春についてなどが語られる。

インドネシアの仏教遺跡・ボロブドゥールを舞台にした叙事詩劇。古代と現代を交錯させながら、人間にとって文明とは何かを問う。作：：水尾比呂志。出演：滝沢修、宇野重吉、佐野浅夫ほか。