福井県今立町大滝は越前和紙の故郷。１９６８年３月、福井県で初めての人間国宝がこの町に誕生した。越前奉書の岩野市兵衛さんである。岩野さんが昔ながらの紙作りの苦労を語る。

東京都千代田区丸の内１丁目１番地とは東京駅の住所である。利用客や駅で働く人々の話や工事中の地下駅の様子を伝える。

正岡子規ゆかりの地・愛媛県松山で、子規生誕１００年祭を期に子規顕彰全国俳句松山大会が生まれた。大会入賞者や俳句愛好家たちの声を伝える。

炭鉱事故で坑内に閉じ込められた父親が「お母さんを頼む」と子どもに遺書を記した。彼は奇跡的に生還したが意識は戻らない。

東京下町の小学校５年生が、美空ひばり、ブルーコメッツなどのヒット曲を批評。大人顔負けの鋭い評論家ぶりを発揮する。

山の中のゴミ捨て場の近くの山荘の管理人がゴミの今と昔について語る。いらないものは全てゴミというようになり、使えるものを捨てていることについて山荘管理人が世間に訴えかける。

１９６６年頃から島根県八束郡東出雲町意東の中海に、シベリアから白鳥が渡ってくるようになった。地域の人々は白鳥を大切に保護しているが、時に心ないハンターの銃声に驚いて飛び立つ姿も見られる。

仮死状態で生まれ、重度の脳性マヒと診断された息子とその母が語る２３年間の記録。