東京の各地に伝わる民話や伝説をドラマ化したものと現地取材のリポートで構成するシリーズ。この回は、港区飯倉に伝わるお団子屋の物語「お亀団子」。脚本：石井元彦、出演：山内雅人、梨羽雪子。

東北のある村の一軒家に３１歳の嫁がやってきた。この家のじいちゃんは村一番の偏屈者とあって、さっそく嫁いびりを始めた。そのじいちゃんが脳卒中にかかって右半身がマヒし失語症におちいる。作：塩田千種、音楽：中條真一。出演：松坂礼子、諸石茂、田部初枝ほか。

脳死後の処置についての医療現場責任者に対するアンケート調査に基づいて、「脳死をもって死」とすることの賛否を問う。

戦前、戦中、戦後、そして現代へと人々の歴史とともに生き続けてきた昭和の歌謡曲をレコードと話でつづる。司会は加賀美幸子アナウンサー。この回は、ゲストに作曲家の飯田三郎さんを迎えた３回目。曲は「銀座のお伽話」「江刺恋しや」など。

名古屋弁研究家の芥子川律治さんをゲストに迎えて、名古屋弁の用法、その歴史的な背景などを探っていく。パーソナリティは天野鎮雄。

連歌の形式で短詩を次々に付合わせていく「連詩」を詩人・川崎洋が試みる。その連動していく４２編の詩に音響効果を加えた作品。

戦争中、上海にいた父親は何をしていたのか。それを探る娘がかつての租界を訪れる。そこで見たものは…。作：岩間芳樹、音楽：武満徹。出演：栗原小巻、清水紘治、袁霞ほか。

映画「蒲田行進曲」のテーマ音楽の話にはじまり、小沢昭一が少年時代からなじんだ蒲田撮影所の模様やスターたちの風貌を語る。