天才的喜劇役者・藤山寛美の半生を妻の回想形式で描くドラマ。舞台のアホ役とは別の生真面目で孤独な姿が妻の眼を通して描かれる。原作、稲垣峰子「アホやけど愛しいおひと」、脚本：蓬来泰三。出演、野川由美子、近藤正臣ほか。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は関光夫さんが出演する３回連続の１回目。◆テーマは「映画音楽と私」その１。映画音楽の放送を、昭和２２（１９４７）年から４０年も続けたという関さん。決められた時間内で、音楽はもちろん映画全体の解説までするのは難しかったと振り返る。◆聞き手は中田薫アナウンサー。

国際フォトジャーナリスト・岡村昭彦氏（１９２９～８５年）。１９６５年の著書「南ヴェトナム戦争従軍記」はベストセラーとなった。彼はカメラとペンで戦争と平和の問題を鋭く訴え続け、晩年は生命倫理やホスピスに取り組んだ。◆番組では、岡村氏の志を生き継ぎ活動する豊科病院の原総婦長とハープ奏者の池田千鶴子さんを紹介する。ハープコンサートの様子を交えながら、思いが語られる。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は佐々木敏全さんが出演する２回連続の２回目。◆テーマは「素人ラジオ探偵局」。昭和２０～３０年代に人気のあったドラマ形式のクイズ番組「素人ラジオ探偵局」。視聴者参加の公開放送という当時のラジオ番組では画期的なものであった。司会を担当した佐々木さんが番組を振り返る。◆聞き手は宮川俊二アナウンサー。

関東と関西では言葉はもちろんのこと風俗、習慣など様々な違いがある。そのちょうど中間に位置する静岡はどちらの影響をより強く受けているか、という素朴な疑問をクイズやディベートの形式で考える。嵐山光三郎をコメンテーターに、江夏豊、小林千絵、山本晋也、春風亭昇太、中尊寺ゆつ子、土居まさるが討論する公開生放送。

９０歳と６０歳の母娘の同居生活を軽妙に描く。母・たきは散歩で知り合った二枚目俳優ロナルド・コールマン似の紳士を招いて誕生日を祝ったが、数日後、紳士の訃報が届く。作：立原りゅう。出演：鈴木光枝、佐々木愛、浜村純。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は佐々木敏全さんが出演する２回連続の１回目。◆テーマは「地方版・のど自慢こぼれ話」。昭和２０年代当時から人気番組「のど自慢」は東京だけでなく、地方の放送局でも制作されてしていた。佐々木さんが松本放送局や名古屋放送局での「のど自慢」のこぼれ話を語る。◆聞き手は宮川俊二アナウンサー。

小中学生対象のゲーム番組。ゲーム中の出来事をニュース風に、関連グッズをラジオショッピング風に紹介するなど、遊び心溢れるコーナー。その他、ゲームの歴史や幻のゲームの謎などにも迫る。出演は古田新太、犬山犬子ほか。