植村直己が残した実録テープをベースに、公子夫人へのインタビューやドラマ形式を交え、輝かしい冒険家の内に秘めた苦悩を描く。

富山県南西部の穀倉地帯にある人口２万人余りの福光町。日中国交回復に心血を注いだ政治家・松村謙三を生んだ町である。この町の町議会選挙が大選挙区制から中選挙区制に変更されて行われた。これに反発した住民たちの動きを追う。

目の不自由な夫婦が作家・曽野綾子さんの案内で、エルサレム、ローマ、ルルドを回る聖地巡礼の旅に出る。二人は苦難を乗り越え、生きる事の意味を考える。

福岡県大牟田市の三井三池鉱業所で１９８４年１月１８日に発生した坑内火災は８３人の死者を出した。この坑内火災から奇跡的に生還した人々の証言で、地底の３２時間を追跡する。

鹿児島を代表する伝統工芸・薩摩焼。その技を伝える陶工・沈寿官家の１４代当主が伝統を受け継いでいくことの意味とその使命を語る。

日本教職員組合の定期大会開催をめぐる騒動にほんろうされた、岡山県北の湯の町・湯原と地域の人たちの思いを描く。

昭和３８年から２０年間に１８５０億円もの巨費が投じられたものの、遅々として進まない新潟東港開発事業。その実態を通して、政治や行政のあり方を考える。

父の日にちなみ、パーソナリティの大倉修吾と８５歳の広川サツさん、２４歳のアシスタント・助川直子がそれぞれの世代における父を語る。