富山市の小学校教諭の女性のもとに、在日朝鮮人の教え子から２０数年ぶりに手紙が届いた。二つの人生が再びめぐりあい、女性教諭はこの教え子の波乱の半生を知る。

８世紀の「続日本紀」以後、忽然と姿を消した筑紫舞。その舞が２０世紀に出現した。筑紫舞は１２００年もの間どのように伝承されてきたのか、そのルーツは何なのかを探る。

倒産寸前だった函館の造船会社が、新しい経営者による徹底した合理化によって再建された。企業再建の影にある人間模様を追う。

邦楽各種目の名曲を、人間国宝をはじめとする第一人者の演奏で鑑賞する「邦楽百番」。この回取りあげるのは、長唄の「京鹿子娘道成寺」と「土蜘蛛」。唄：鳥羽屋里長、三味線：杵屋五三郎、笛：福原百之助、ほか。

巨大都市に生きる若者がひとりの少女との出会いによって変わっていく過程を音で表現。ファンタスティックな雰囲気と都市生活者の人間喪失感を浮きたたせる。原作：日野啓三、脚本：川崎洋。出演：加藤健一、斉藤とも子。

富山県砺波市の地元で“縁結びのおばあちゃん”として知られる女性が、日頃目にし感じている現代の若者の心、家庭、社会観について語る。

邦楽各種目の名曲を、人間国宝をはじめとする第一人者の演奏で鑑賞する「邦楽百番」。この回取りあげるのは、地歌の「橋づくし」「初夏の小川」「古道成寺」。唄・三弦：富山清琴、唄・三弦・琴：富山清隆。

旅の先々での人、物、自然とのふれあいをウィットに富んだトークと季節の詩でつづる。この回は東京都多摩郡五日市町を訪れた際の話。町の郷土館にある「五日市憲法」についても語られる。