原爆の爆心地に近い神崎国民学校の集団疎開は、家族の爆死により孤児を生み、学区全滅のため母校は廃校となった。戦後４１年を経て疎開地・吉木で再会した、教師と教え子たちの戦争体験をインタビューする。

邦楽各種目の名曲を、人間国宝をはじめとする第一人者の演奏で鑑賞する「邦楽百番」。この回取りあげるのは、長唄の「四季の山姥」「横笛」「えにしの橋」。唄：杵屋佐登代、杵屋佐美奈、三味線：今藤綾子、伊勢弥生、小鼓：望月長左久、ほか。

筆舌につくせぬ苦労と波乱万丈の道を歩み、１９４７年網走市議会議員選挙に立候補。その後７期２８年間市議を務め、数多くの功績を残した中川イセさんの人生を綴る。

山梨県富士吉田市の北富士演習場をめぐる利権争いに端を発する汚職事件、演習場交付金の配分権を握る市長のポストをめぐって繰広げられる激しい選挙戦など、富士のふもとの人間模様を描く。

外国人留学生に鹿児島の農家の生活を体験してもらう「からいも交流」に、日本人として初めて参加した帰国子女の体験レポート。

３億年の時間がつくりあげた秋吉台。学術研究、鍾乳洞探検、観光開発など、それぞれの分野で秋吉台に関った人たちの語を通して、自然と人間について考える。案内役は庫本正さん（秋吉台科学博物館館長）。

国鉄民営化時、神奈川県鶴見機関区で働いていた国労組合員３人の人生の選択を紹介。働くものにとって国鉄民営化とは何だったのかを検証する。

高校生の企画、構成、制作によって、彼らの本音を引きだそうとするトーク番組。この回は学校や先生、マスコミについて語り合う。