昭和４０年代に頻発した過激派セクト間の内ゲバ殺人を考えるキャンペーンの特集。加害者と被害者家族がその悲劇を証言する。報道番組「サンデーマイクジャーナル」で放送。

ロシア皇帝ボリスと民衆との争いを強烈な手法で描いたムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドノフ」を、小澤征爾がどのように再創造していくか。岡村喬生、荘智世恵、二期会合唱団、新日本フィルハーモニー交響楽団。熱気に満ちたリハーサル風景を中心に送る。

九州から北海道まで一年を旅商いに暮らす九州男児の、北海道の若い未亡人に寄せる思いと、旅とロマンを愛する庶民の哀歓を描く。作：森崎和江、音楽：間宮芳生。出演：小松方正、川口敦子、津山登志子ほか。

生放送のレギュラー番組（１９７４年７月１日放送開始）。この日のスタジオには“ゴンちゃん”と名乗るあばれん坊がやってくる。このゴンちゃん、実は「七色の声」の女優・中村メイコ。ゴンちゃんは赤ちゃんをお風呂に入れに行ったり、年賀状の手伝いに行ったりと大奮闘。一般リスナーたちと交流する。

静岡県水窪町にイノシシ用の猟犬訓練所がオープンした。檜林の周囲を金網で囲んだ訓練場では、猟犬３匹が１組になって１００キロを超すイノシシと対決するが、中には尻ごみする犬もいる。

日本の三大祇園のひとつ博多山笠は、その勇壮さで男の祭りとして知られている。しかし、男達を祭りに送り出すのはご寮んさん（奥さん）の役目。祭りの陰の主役は女性達ではないだろうか。

伊奈かっぺい詩集「消しゴムで書いた落書き」の増刷記念会に集まった津軽の若者たちの、陽気なトークや歌でつづる。

高校の教師である父親は、出張先にかかってきた妻からの電話で、息子が自殺したこと知った。その日は不幸にも父の日であった。父親の回想を中心に構成し、教育のあり方を考える。