かつて子供なら誰もが持っていた楽器・ハーモニカ。しかし昭和４０年代初頭にその人気は衰退する。なぜハーモニカの人気は衰えたのか。そのノスタルジックな音を聞きながらハーモニカの現在を見る。

邦楽各種目の名曲を、人間国宝をはじめとする第一人者の演奏で鑑賞する「邦楽百番」。この回取りあげるのは、長唄の「四季の山姥」「横笛」「えにしの橋」。唄：杵屋佐登代、杵屋佐美奈、三味線：今藤綾子、伊勢弥生、小鼓：望月長左久、ほか。

豪放磊落な芸風で人気のあった六代目笑福亭松鶴。その人生と人となりを、彼の出囃子を弾きつづけた女性の目を通して描く。出演：森光子、芦屋雁之助ほか。実際の笑福亭一門も出演する。

伊予宇和島藩に起きたお家騒動。藩主・秀宗を気遣う父・伊達政宗の気持ちを、再現ドラマや現代風な記者レポート・解説などを交えて描く。南海放送のアナウンサーが総出演。

日本各地で賛美歌を歌い、福音歌手として社会奉仕を続ける中国人歌手・胡美芳さん。歴史に翻弄され続けた彼女の半生を描く。

ひとりの商社マンが単身赴任先のメキシコで急死する。その死の原因を探って妻と子が現地におもむき夫の足跡をたどる。作：岩間芳樹、音楽：池辺晋一郎。出演：山口果林、長谷川歩、松橋登ほか。

筆舌につくせぬ苦労と波乱万丈の道を歩み、１９４７年網走市議会議員選挙に立候補。その後７期２８年間市議を務め、数多くの功績を残した中川イセさんの人生を綴る。

東シナ海の底びき網漁船船長“カモメのハーさん”からＮＢＣラジオに２年間にわたって届いた便りをもとに、海に生きる男達の暮しを臨場感豊かに描く。