２００１年９月に発生した同時多発テロ以来初めて迎える聖夜を前に、２人の音楽家が音楽を通じて「愛」を見つめ直す。◆ニューヨーク在住でテロ事件の際、現地に居合わせ街の崩壊を目のあたりにした坂本龍一。アメリカやアジアも活動領域としてきたＴＡＫＵＲＯ。それぞれの考えるラブソングを選ぶ。また２人を中心とした活動「Ｚｅｒｏ　Ｌａｎｄｍｉｎｅ」、坂本が監修・出版した「非戦」を紹介しながら、今人々に必要な愛について語り合う。

島唄の魅力を時代と文化の枠を超えて伝えようという番組。前半では、唄者出身でシンガーとして活躍しているＲＩＫＫＩ（中野律紀）と、奄美を代表する唄者・築地俊造による伝統的な島唄のライブを展開。後半では、新しい形の島唄の創出を目指し、琴とフルート、ゴスペル、ロックバンド、ＤＪなどのスタイルでの演奏に挑戦する。最後は島唄の「うたあしび」の風習に倣って、出演者全員によるセッション演奏を送る。

平日午前の生ワイド。話題や情報を笑いとともに伝え、リスナーの参加を呼び込む。◆留守電コーナー「ボイスバンク」は“臭うもの”がテーマ、「買い物ＪＡＷＳが行く」は和風レストランのランチ値引き交渉、「クイズ！スター参上」は韓国ソウルからの出題で送る。また、和田アナが福岡ドームで登板した始球式の模様を紹介し、球速当てクイズの結果発表をする。週替わりコーナー「生活向上委員会」では“納豆パワー”を特集。

ツバメが営巣する「幸福な部屋」に住んだ新婚夫婦の様子をあたたかく描くドラマ。◆仕事の関係で知り合った聡と杏子は結婚を決め、郊外の中古マンションを買うことにする。前の家主だったシズは、２人が新婚であることを喜ぶ。日当たりのよいその部屋には、毎年ツバメがやってきてはヒナを育てていた。やがて妻の杏子はめでたく妊娠。しかし夫婦に高年齢出産への不安が生まれ始める。作：井出真理、音楽：川崎真弘。出演：若村麻由美、吹越満、丹阿弥谷津子。

有明海の海苔が記録的な不作に見舞われた２００１年、諫早湾で進む干拓工事に世間の注目が集まった。諫早湾の地元漁師は工事の推進を求め、海苔生産者との対立が続いている。事業に反対する立場にあった漁師たちが、なぜ事業を推進する声を上げなくてはならないのか。外側からは見えにくい地元の複雑な関係、矛盾、苦悩を漁師の言葉からリアルに伝える。

２００１年の成人式は各地でトラブルが相次ぎ社会問題となった。自治体は“荒れる”成人式の運営に手を焼いている。そんな中、愛知県犬上市は市主催の式を廃止し、運営を新成人に委ねるという新しい形の「新成人の集い」をスタートさせた。一から企画を考えた１５人の新成人たちの悩みや迷い、その奮闘ぶりから「大人になる」とは何かを浮き彫りにする。

若狭地方を代表する淡水湖・三方湖で冬に行われる「たたき網漁」は、今では大変珍しい伝統的漁法である。湖底に眠る魚（鯉やフナ）を湖面をたたいて驚かせ、網に囲い込む。そのたたき網漁をする船に聞き手が同乗し、間近で実感する漁の様子を伝える。また漁師たちに湖に寄せる思いや、漁法の変遷を聞く。

月曜夜の生ワイド番組。この回は、自分たち“オヤジ”に元気を出してもらおうと、パーソナリティ小堀勝啓が団塊世代のこれからの生き方について、「父親」「会社員」「夫」「男」といった様々な面から答えを探る。スタジオゲストは東海総合研究所理事長の水谷研治氏、そして元気なオヤジ代表・西川のりお。