１９８９年７月、海底火山の噴火に見舞われた静岡県伊東市。火山と観光の共存という課題に市長、行政、市民がどう立ち向かったのかを描く。

国会議事堂で「去る者は追わず」と書かれた女文字の古い落書きが発見された。その文字に隠された終戦直後のアメリカ軍兵士と日本人女性の悲しい恋物語を、当時流行したスイングジャズの数々を織り込んで描く。作：竹内日出男。出演、山谷初男、増田美亜ほか。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は青木一雄さんが出演する４回連続の４回目。◆生放送時代の話から、敬語の問題（特に宮廷敬語）や料理番組での言い間違いなど、アナウンサーの苦労が語られる。◆聞き手は福井義典アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は青木一雄さんが出演する４回連続の２回目。◆戦時中は召集令状で戦地へ、終戦後、奇跡的にアナウンサーに復帰し、「とんち教室」の青木先生が誕生する。◆聞き手は福井義典アナウンサー。

着任１２年で宝塚市立宝梅中学校吹奏楽部を全国レベルに引き上げた音楽教師が、その体験にもとづいて音楽と教育観を語る。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は庄司寿完さんが出演する。◆テーマは「鳳来寺山の仏法僧中継」。昭和１０年、ＮＨＫ名古屋放送局で、三河鳳来寺山から仏法僧の鳴き声中継を計画した。（当時「仏法僧」は謎の鳥とされていた。）担当アナウンサーであった庄司さんの苦心談を聞く。◆聞き手は梶原四郎アナウンサー。

母国韓国の大学在学中にスパイとして投獄され、十数年の後釈放された在日韓国人の男性。彼が交わした手紙を通し、家族や友人との心の交流や冤罪の苦悩などを、韓国の時代背景を織り交ぜて描く。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は高橋圭三さんが出演する３回連続の３回目。◆テーマは「紅白歌合戦と私」。昭和２８年の大晦日、「紅白歌合戦」をはじめてＮＨＫテレビが放送したときの思い出を、司会者・高橋さんが語る。◆聞き手は西橋正泰アナウンサー。