須藤圭助（津軽圭助）さんは唄って笑いの渦を巻き起こす東北の民謡歌手。“一節十年”といわれる程に修練が必要な津軽民謡だが、その後継者育成に常識を打ち破った方法で挑戦する圭助さんを描く。

管理教育さかんな愛知県で自らの理念を貫き続けていた高校校長が脳卒中で倒れた。彼が生徒たちに励まされ、復帰するまでを描く。

ありふれたものに焦点を当てて思い出話や暮しの知恵を展開するワイド番組。（１９７４年７月１日放送開始）◆この日のテーマは「石けん」。ゲストは歌手の淡谷のり子。今はもう見かけない「クラブ石けん」の思い出や、「椿の実」や「合歓の木」で洗髪した話などがリスナーから寄せられる。

バングラデシュから出稼ぎにきた青年が首都圏で働く同胞たちを訪ねる。生活習慣、文化の異なる日本で黙々と働く彼らだが、日本を知れば知るほどこれが豊かな国の姿かと複雑な心境になるという。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は島浦精二さんが出演する２回連続の２回目。◆テーマは「熱狂を呼んだオリンピック実感放送」。昭和７年のロスアンゼルス五輪は、オリンピック委員会と放送会社の話し合いの行き違いから、実況中継放送ができなくなる。そこで感じたように「実感放送」することとなり、島浦さんが担当となった。◆聞き手は相川浩アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は山村恒雄さんが出演する３回連続の２回目。◆テーマは「アナウンスの変遷」その１。入局の頃のアナウンサー事情、共通語の問題、アナウンスの「淡々調」から「雄叫び調」への変遷、などについて語られる。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は秋山雪雄さんが出演する４回連続の１回目。◆テーマは「地方出身アナウンサー、標準語との苦闘」。昭和１５年、ＮＨＫ広島放送局に入局した秋山さんは、アナウンサーの養成研修を東京で受けることになった。◆聞き手は相川浩アナウンサー。

ニュース報道に力点をおいた平日朝の生ワイド番組。パーソナリティは森本毅郎と遠藤泰子。◆この回は放送第１回。その日の主なニュースについての解説や、各新聞のトップ記事の紹介、海外からのレポート、スポーツの結果などを送る。ニュース解説は浅井信雄。特別編成で大沢悠里も応援出演する。