２０００年１２月、福井県を走る京福電鉄越前本線で列車の衝突事故が起こった。運転手１人が死亡、乗客ほか２５人が重軽傷を負う大惨事。その原因は、ブレーキの動力を車輪に伝える金属製の棒が２つに折れてしまうという信じられないものであった。◆毎年数億円の赤字を出しながらも、沿線自治体の財政支援でどうにか営業を続けてきた京福電鉄。事故は経営難とは因果関係がないとする京福電鉄だが、この事故を境に廃線論議が加速していく。番組では、全国の赤字ローカル線が抱える悩みと課題を探りながら、その在り方を問う。

北海道にゆかりの人物、開拓や発展に尽くした人物を、ドキュメンタリータッチに朗読で紹介する番組。（２０００年１０月８日放送開始）◆この回は、鹿追町の農民画家・神田日勝を取り上げる。現在鹿追町には、彼の記念館が建てられており、北海道内外から多くの人々が訪れている。

北海道にゆかりの人物、開拓や発展に尽くした人物を、ドキュメンタリータッチに朗読で紹介する番組。（２０００年１０月８日放送開始）◆この回は、武田斐三郎を取り上げる。幕末の蘭学者である斐三郎は、函館奉行所に仕え、函館地方に数々の功績を残した。彼は五稜郭の設計者でもある。

ＴＨＥ　ＡＬＦＥＥ・坂崎幸之助のレギュラー番組「Ｋ’ｓ　ＴＲＡＮＳＭＩＳＳＩＯＮ」内コーナーのスペシャル。◆１９６８年、朝鮮半島の南北対立という状況下で発売中止となった、ザ・フォーク・クルセダーズの楽曲「イムジン河」を特集する。当時の事情を関係者の証言によって描き、今の時代に甦った「イムジン河」の様々なカバー曲を交えて、歌に託された想いを探る。◆番組がきっかけとなってフォーククルセダーズの「イムジン河」は３４年ぶりに発売され、“フォークル”は坂崎を加えて新結成された。

北海道にゆかりの人物、開拓や発展に尽くした人物を、ドキュメンタリータッチに朗読で紹介する番組。（２０００年１０月８日放送開始）◆この回は、有島武郎を取り上げる。白樺派を代表する小説家であり、またニセコ町に所有する農場を開放させた思想家として知られる有島。彼は演劇界、美術界にも大きな足跡を残した、北海道文化には欠かすことのできない人物である。

鳥取社会保険事務局「健康づくりキャンペーン」の一環、「社会保険ラジオ健康ウォーク」の様子を伝える。◆４年振りに開催された第１０回の舞台は、かつての城下町・鳥取県若桜（わかさ）町。「若桜鬼が城」城跡や菩提寺、数々の句碑、昔ながらの白壁土蔵の「カリヤ」など、名所の数々を３５０人の参加者とともに訪ね歩く。

アイヌ語の初歩的な文法を、例文をもとに学習する番組。またアイヌの生活や文化が紹介される中で、アイヌ民族のものの考え方や見方について理解を深める。「アイヌ文化振興・研究推進機構」が行う事業の一環として放送。◆第１５回は人に命令するときの表現。講師：大須賀るえ子。

学生に対する年金制度の欠陥により、重い障害を負いながらも保障年金のない生活をおくる人々が多くいる。そのような学生無年金障害者に取材し、わが国の社会保険制度に問題提起する。◆かつて大学アメリカンフットボールの花形選手であった男性は、在学時に試合中の事故で重度障害者となった。しかし国民年金に未加入であったために障害基礎年金をまったく受けていない。彼や同じ境遇の無年金の人たちは国に制度の改正を求めている。