元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は茂木太郎さんが出演する。◆テーマは「茶の間に響く・世界の音楽」。茂木さんが司会を担当した番組「世界の音楽」の放送開始は昭和２２（１９４７）年。当時のアメリカの進んだアレンジ技術を取り入れようとしたという番組を振り返る。◆聞き手は中田薫アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は行天良雄さんが出演する連続２回の１回目。◆テーマは「戦後の放送で考えた・日本の医療」。昭和２４（１９４９）年に広島、翌年には松江に赴任した行天さん。赴任地では活気や美しさを感じる反面、衛生や医療に関する情報の遅れも感じたという。現在、日本は経済的に豊かになり伝染病も姿を消していったが、高齢化という新たな問題を考えなければならないと語る。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

登校拒否、不登校の子どもたちが学ぶ「あすなろ学舎」の日常生活を追いながら、現代の教育、学ぶこととは何かを考える。

シーボルトの娘で日本初の女医・楠本いね。通称“オランダおいね”ゆかりの愛媛県宇和島を舞台に、彼女の青春と恋をオリジナルのラジオ・ミュージカルとしてドラマ化する。出演は南海放送アナウンサーと地元の劇団員。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は米田武さんが出演する３回連続の１回目。◆テーマは「放送史の中のアナウンサー」その１。日本でラジオ放送が始まったのは大正１４（１９２５）年３月２２日。その頃アナウンサーになった人は新聞記者、株式専門家、歌手、学校の先生が多かったという。放送第一声の京田武男さんは新聞記者、野球放送で有名な松内則三さんは証券マン、昭和天皇の即位式を中継した佐藤光照さんはオペラ歌手であった。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は北川猛さんが出演する。◆テーマは「面影を偲ぶ」。昭和３０年代初め、ラジオ全盛の時代に、北川さんは「面影を偲ぶ」という番組を担当していた。すでに亡くなった文学者を取り上げ、その一生をエピソード中心に構成する番組であった。番組での思い出が振り返られる。◆聞き手は草柳隆三アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は池沢和夫さんが出演する２回連続の２回目。◆テーマは「航空機事故の報道」。昭和４１（１９６６）年は航空機の事故が立て続けに起こった。池沢さんが中継を担当した２月の全日空機羽田沖墜落事故と３月のカナダ太平洋航空機墜落事故について語られる。◆聞き手は草柳隆三アナウンサー。

中国に残留した日本婦人の人生を現代の中国人留学生の眼を通して描き、激動の歴史を背景に生きることの重みを問う。原作：班忠義「曽おばさんの海」（ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞）。