幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。５回シリーズで俳人の金子兜太さんを迎える。第４回は正岡子規以後の俳句の発展について伺う。聞き手は秋山和平。

全共闘運動に挫折し、会社に身を捧げ、バブルの崩壊で再び挫折に直面する男を主人公に、団塊世代の生き方、そこに映しだされる日本社会のありようを問う。作：竹内日出男。出演：蟹江啓三、園田裕久ほか。

１９９３年７月１２日夜、北海道の西の海に浮かぶ奥尻島は、巨大地震「北海道南西沖地震」に直撃された。地震発生からわずか５分で大津波に襲われ、火災も加わって、壊滅的な被害となった。この大災害に遭遇しながら九死に一生を得た中村征夫氏の証言と、三保和典作曲演奏のシンセサイザー音楽で構成する。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は杉澤陽太郎さんが出演する４回連続の２回目。◆テーマは「待つこと、黙ること」。杉澤さんがインタビュー番組を担当していた頃は生放送が多く、収録する場合でも編集しないで放送するのが原則であった。作家の井上靖さん、画家の中川一政さんにインタビューした時の思い出を振り返る。インタビューの際、待つこと黙ることは奥にあるものを表に出す時間だと杉澤さんは語る。◆聞き手は加藤昌男アナウンサー。

放送６００回を記念し、リスナーから６００字の制約の中でオリジナル文学作品を募集する「６００字文学大賞」を開催。寄せられた３７６作品の中から選ばれた優秀作品を紹介する。

俳優・佐野史郎が１９７４年にタイムスリップして人気ＤＪをつとめる。デビュー１年目の「荒井由実」がゲストとして登場、佐野と２人で当時のヒット曲を深夜放送スタイルで紹介する。また、「キイハンター」で人気の野際陽子もスタジオに現れる。

地下には「音の海」があり、過去から現在までのさまざまな音が地下の風に乗って集まるという。水道局の地下漏水調査職員の間に伝わる「音の海」伝説に、それを否定していた若手のエリート職員が遭遇する。不思議な世界を幻想的に描く。脚本：藤原智美。出演：清水透、山崎銀之丞、武末充敏ほか。

幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。４回シリーズで演劇評論家の渡辺保さんを迎える。第１回は花道、黒子、見得、腹芸などについて伺う。聞き手は和田篤。