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ラジオ番組

私の街の田園地帯

番組ID
R02749
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2004年09月29日(水)16:00~16:30
時間(分)
30
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
山陰放送(BSS)
製作者
山陰放送(BSS)
制作社
山陰放送(BSS)
出演者
語り:桑本充悦
スタッフ
概要
鳥取県米子市の商店街にあった喫茶「田園」。戦後間もない頃から米子一のハイカラスポットとして若者たちの憩いの場だった。2004年春、「田園」は改装されて、交流スペース、喫茶スペース、認知症高齢者対応のデイサービスを兼ね備えた、コミュニティー施設「田園」としてオープンした。◆田園プロジェクトのメンバーである吉野立さんは、10年前に母親がアルツハイマー病と診断されたことから、介護・福祉について考えるようになった。「住み慣れた地域で、死ぬまで安心して暮らせる街にならないものか」、そんな思いが現在の活動につながっている。◆番組は、進み行く高齢社会における福祉のあり方としてだけでなく、これからの新しい街づくりへの取り組みとしても注目される「中心市街地の田園地帯」の活動を記録する。

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宝永元年の大阪改造プロジェクト

大和川の付け替え(流域変更)から300年を機に、付け替えの歴史を検証し、これからの人と川の営みについても提言する。案内役は旭堂南海。◆付け替え工事前の大和川の流れを紹介するところから番組はスタート。江戸時代、大和川は人々に恩恵を与える川である一方で、氾濫を起こしやすい川でもあった。治水対策案として河内の農民リーダーである中甚兵衛が、大和川付け替え案を幕府に提出する。一方、新しい川により田畑を失う農民達も団結して付け替え案反対運動を起こす。苦慮した幕府は治水工事の権威者、川村瑞賢の提案により安治川の開削などの河口を広げる改良工事を行った。それでも収まることがない水害に対して、宝永元年(1704年)幕府はついに付け替え工事を行なうことを決定。付け替え工事によって洪水は減り、大和川の埋め立て地に田畑が開発された。田畑では綿が栽培され、河内木綿の産地として商品経済が機能し始め、経済都市大阪の基盤へとなった。しかしその一方で大都市堺の衰退、交通、流水系統の断絶などのマイナス面も生まれた。大和川の付け替えに伴う賛成、反対の運動はその後、大阪の民衆が団結して幕府に訴願し要求を解決するパターンを作りあげた。◆ゲストコメンテイターは大阪大学の村田路人氏、大阪産業大学の玉野富雄氏。参考文献:中九兵衛著「甚兵衛と大和川」。大和川付け替え300周年特別番組。


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