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ラジオ番組

きのこ雲の下に生まれて

番組ID
R02751
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2004年08月06日(金)11:45~12:15
時間(分)
30
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
中国放送(RCC)
製作者
中国放送(RCC)
制作社
中国放送(RCC)
出演者
語り:寺内優
スタッフ
制作:大原健嗣、構成:平尾直政、演出:平尾直政、音声:佐伯正則
概要
母の胎内で被爆した“最も幼い被爆者”である原爆小頭症患者。生まれる前の胎児の状態で原爆の強烈な放射線に曝された彼らは、身体と知能に障害を持って生まれ、今年58才になった。彼らを支える親たちは年老い、その多くは我が子のことに悩みながら、無念の思いでこの世を去った。彼らの家族のほとんどは被爆者に対する言われなき差別や偏見から逃れるために、世間から隠れるように生きてきた。今も外部との接触を嫌い、一部の方をのぞいてはマスコミの取材を拒み続けている。◆番組では、これまでテレビ取材で伝えることのできなかった家族の証言や、彼らの状況などを織り込みながら被爆者の生活史を振り返る。原爆の日ラジオ特別番組/被爆59年特別番組。

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新潟県中越地震災害特別番組

2004年10月23日、新潟県中越地方に大地震が発生した。FM新潟では発生直後から割り込み放送を実施。被災現場からの衛星携帯電話を活用した中継などを行った。◆そして地震後一週間経過した中で、日々変化する被災者ニーズに対応した特別番組編成を行い、被災者の生活関連情報を中心に放送していった。◆被災地のニーズ・関心は時間の経過とともに変わっていく。当初は自分および家族の身の安全を確保すること。次は水・食料。電気・ガスなどのライフラインの情報、各地の災害対策本部から送られてくる医療機関の診療案内、共同浴場の案内、住宅相談窓口の開設、学校幼稚園の休園・休校、いかがわしい販売員への注意喚起などの様々な情報である。◆FM新潟ではこれらを被災地域ごとにまとめて、毎日ほぼ定時に、一ヶ月以上にわたり放送を続けた。避難生活をしている人たちに向けて生活関連情報を知らせることが、地元FM放送局の重要な役割であると考えたのである。◆また、被災した5市町の各避難所にパパラビジョン計32台設置し、同様の生活関連情報を文字情報としても放送した。(パパラビジョンはFM放送帯域の一部を使って文字情報を放送している「見えるラジオ」。)◆この日・この時間の放送では、気象や余震など被災地域全般に関する情報の後、小千谷市ほか各地の生活関連情報を伝える。


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