テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

21世紀のピノキオ ボクハラジオデス

番組ID
R02780
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2005年05月31日(火)05:00~06:00
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
製作者
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
制作社
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
出演者
語り:あがた森魚、語り:手島里華
スタッフ
構成:服部准、演出:服部准、制作:木村達彦、取材:木村尚志、取材:土田千冬、取材:柴田幸子、取材:亀田勇気
概要
「パーソナルな無線通信」から生まれ、不特定多数に届く「メディア」となっても失われることがなかった「ラジオのパーソナル性」。その「パーソナル」をキーワードに、ラジオ誕生の歴史から今日のラジオを取り巻く様々な出来事までを改めて検証し、インターネットや他のメディアでは代用できない「ラジオの本質」を考える。◆解説やコメントを寄せるのは、水越伸(東京大学大学院情報学環)、小林淳一(イミテーション編集部)、平野友康(デジタルステージ)、南俊行(総務省情報通信政策局)、横田隆一(トヨタ自動車)、皆川昭一(クラリオン)、掛原雅行(日経ラジオ社)、渋谷陽一(ロッキング・オン)、小林克也(DJ)、山崎杵夫(ラジオカロスサッポロ)、鎌田智宏&須摩谷あいこ(看護師DJ)、時岡浩二(京都三条ラジオカフェ)、脇屋雄介(FMながおか)の各氏。

同じ年代の公開番組

谷五郎のOH!ハッピーモーニング 少年たちと向きあうとは? 夜回り先生からの問いを考える

月曜~木曜午前の生ワイド番組。パーソナリティは谷五郎、さわともか。(1990年4月放送開始)◆番組では折りに触れて、少年犯罪・少年非行をテーマに取り上げてきた。この日は…『オープニング』:前週に出演した夜回り先生・水谷修さんの話を改めて紹介。再特集することになった経緯とこの日の番組趣旨を説明する。◆『数字から見る少年非行』:「少年犯罪が多発・凶悪化している」とよく言われているが、実際としてどうなのか。データや兵庫県警のコメントなどを用いつつ、その実態を紹介する。◆『ベストセラー読むならコレ』:講談師・旭堂南海が電話出演して話題の新刊を紹介する名物コーナー。この日は番組テーマにひきつけて「子どもはぜんぜん、悪くない。」(佐藤弘道著)を紹介。◆『自らの非行経験を振り返って』:元ヤクザで自らも非行経験があり、更生した現在は牧師として少年更生に関わっている金沢泰裕さんをゲストに迎える。金沢さんの経験から「なぜ少年たちが非行に走るのか」「そこから立ち直るために大切なことは何か」を考えてゆく。◆『我が子の非行に直面した親の葛藤とは』:「更生に大切なのは人とのつながり」と言う金沢さんの話を踏まえつつ、もう一人のゲスト、長年、保護司として非行少年たちと向き合い、最近は非行少年の親たちへのサポート活動に携わっている青木信夫さんに話を聞く。◆『子どもたちと向き合うとは?~エンディング』:それまでの話を踏まえ、リスナーからのお便り・質問に答えながら、「子どもたちと向き合う」とはどういうことか…夜回り先生・水谷修さんからの問いを考えていく。(53分の編集版を公開)


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーradioラジオ番組
ザ・ステージ 文化放送報道スペシャル 小児臓器移植の壁

脳死による小児臓器移植をテーマに2005年4月21日に第1部、28日に第2部を放送。◆第1部「陽佑ちゃんの未来をつなげ」:チリのサンチャゴ市に暮らす日本企業の駐在員の長男、陽佑ちゃん(当時5ヵ月)は、腸捻転により腸のほとんどを失い、臓器移植の道を選ぶしか命をつなぐ方法は残されていなかった。しかし日本での脳死による15歳未満の臓器提供は認められていないため、国内での手術の道は閉ざされていた。移植が可能なアメリカでの手術にかかる費用はおよそ1億円。父親の同僚や友人らは必死で募金活動を行う。医療技術も施設も整った日本で、なぜ手術が受けられないのか。生体間移植手術で自らの肝臓を父に提供した河野太郎衆議院議員は、脳死移植の必要性を訴える。阿部知子衆議院議員は脳死移植を小児まで広げることの危険性を指摘する。そして陽佑ちゃんにいよいよ移植手術のチャンスが訪れた。◆第2章「ドナーへの決断」:脳死による臓器移植手術を受けるために、次々に海外に向かう子供たち。その中に重い心臓病に苦しむ康輝君(11歳)がいた。しかし康輝君は目的地のドイツに着いて間もなく容態が急変し、脳死状態に陥ってしまう。両親は生前の康輝君の意志に従い、ドナーになることを決断。康輝君の腎臓や膵臓などがドイツの子供たちに移植された。1997年に施行された臓器移植法では「臓器を提供する時に限って、脳死が人の死となる」が、脳死を人の死と受け入れにくい考え方や手続きの難しさにより、提供者の数は増えず、小児の患者も救えない。一方国会では有志の国会議員らが、臓器を提供する時の条件を緩和して提供者を増やすための改正案作りを進めているが、脳死判定の難しさが浮き彫りになる。私たちは移植医療と小児の脳死移植にどう向き合い、対処すべきなのだろうか。取材を通して得た番組としての結論をあえて提示する。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組