テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

すべての人は歌うことができる

番組ID
R02792
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2005年05月30日(月)18:50~19:30
時間(分)
40
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
ラジオ関西(CRK)
製作者
ラジオ関西(CRK)
制作社
ラジオ関西(CRK)
出演者
スタッフ
制作:丸山茂樹、構成:赤沢聡、演出:赤沢聡
概要
高齢化社会が加速し、老人性認知症状の患者数が確実に増加している。その症状の特徴が進行性であることにより、認知症をとりまく家族・施設・医療の現場には、焦燥感と無力感が存在している。◆番組ではこの厳しい現実を直視しながら、認知症における「音楽療法」の可能性に焦点をあて、7ヵ月の現場取材を行う。「音楽」には人間を生かす力があるのだろうか。出演者の天宮遥は、神戸大学に社会人入学し、音楽療法と音楽心理を勉強しているピアニスト。天宮の特別養護老人ホームにおける実践の記録を、ドキュメンタリーとしてまとめる。

同じ年代の公開番組

戦後60年特別番組 足が生えてこなかった

60年前の1945年、大阪は空襲により「じゅうたん爆撃」にさらされた。アメリカは「戦略爆撃」という航空攻撃により日本人の戦意を喪失させようとし、大阪は日本攻略向けの兵器「B29」と「焼夷弾」によって火の海となった。◆子供にも兵火は及び、命は無事であったものの身体に大きな後遺症を受け、障害を持った人々がいる。足を失った人は、また足が生えてくると信じていたと語る。彼らの後遺症や障害は、物心がついてからは深刻な苦悩となり、言われのないそしりを受ける原因となった。◆彼らは被害者でありながら、軍人や軍属でないという理由から補償や補助もない。当時子供であった彼らが体験した空襲の怖さ、むごさ、そして後遺症、障害のために戦後も続いた苦悩。戦時中より戦後の方が辛かったようだ。◆2005年8月、空襲死没者の名前を刻んだ「平和を願うモニュメント」が大阪に建設される。この建設には被災女性の執念があった。それぞれの心に刻まれた60年という歳月。戦後60年、日本は平和を維持してきた。しかし、この平和はけっして永遠ではない。◆番組は実際に大阪空襲の被害にあった人々を取材し、空襲の恐怖や戦後の苦しみを生々しい肉声で描き出す。ラジオ大阪戦後60年特別番組。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組