テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

SBCラジオスペシャル SP盤が刻んだ大東亜戦史 情報統制が生んだレコード

番組ID
R02846
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年01月08日(日)15:00~15:40
時間(分)
39
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
ナレーション:飯塚敏文、朗読:丸山隆之
スタッフ
制作:舩戸導洋、取材:宮島周二、構成:宮島周二、技術:北田稔明
概要
戦時中の昭和18年頃に制作されたSPレコード12枚組セット「大東亜戦史」が長野県で見つかった。それは戦意高揚を目的に国家・軍部が作り上げたものであった。その貴重な音源を紹介しながら大東亜戦争の歴史を辿り、平和を願うインタビューなどを交えて、情報統制の怖さを訴える。◆アノンシスト賞「ラジオ読み・ナレーション部門」優秀賞(飯塚敏文アナウンサー)。

同じ年代の公開番組

葬送の海 ~弔われることのない52年目の真実~

第五福竜丸だけだと思われた南太平洋での被爆事件。その裏に隠され続けてきた巨大被爆事件を調査報道によって浮かび上がらせる。◆当時のマグロ漁船乗組員は、生存していれば60代後半から70代。普通に暮らしていれば元気に第二の人生を謳歌している年代である。しかし調査の結果、彼らの多くがガンなどの被爆によると思われる原因で死亡していた。証言は生々しく、多くの船が実験現場のごく近くで操業していたため、光や音、死の灰を目撃。また、仲間たちの死因についても大きな疑問を抱いていることが分かる。◆これまでこの事件が公にならなかったのは、政治的な隠蔽。魚が売れなくなる事を恐れた漁協による緘口令。そして、魚が売れなくなる事で生活できなくなる事を恐れた乗組員自身の緘黙だった。◆この事件を浮かび上がらせたのは、国でも、行政でも、漁協でもない、1人の高校教師だった。20年にわたる調査によって公文書に記録されているだけでも700隻以上の船が被爆している可能性があることが分かってきた。番組では知られざる巨大被爆事件を描いていく。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組