テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ピノキオの足になったけれど

番組ID
R02868
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年05月25日(木)20:00~20:50
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
ラジオ大阪(OBC)
製作者
ラジオ大阪(OBC)
制作社
ラジオ大阪(OBC)
出演者
スタッフ
制作:吉村直樹、演出:吉村直樹、技術:川島広明
概要
今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。

同じ年代の公開番組

げつようパワフルレィディオゥ「らくやのぉ」 タルトの徹底研究 ~タ・タ・タ タルト タルトの国からきた娘~

南海放送ラジオ、月曜夜の3時間生ワイド番組「げつようパワフルレィディオゥ・らくやのぉ」。パーソナリティは、らくさぶろう&やのひろみ。この日は愛媛の銘菓「タルトの徹底研究」スペシャル。◆2006年になって、愛媛県内では「タルトくん」というキャラクターのついたTシャツや携帯ストラップが爆発的人気を博すなど、他県から見れば不思議なタルトブームが訪れた。愛媛ならではのお菓子=タルト。道後温泉のお土産でナンバーワンの売り上げを記録しているタルト。なぜ、愛媛にだけこのロールケーキのような和菓子・タルトの人気が昔から続いているのか?◆愛媛県内には、なんと大小300社を超えるタルト製造会社が存在していた。そして、愛媛県菓子工業組合にはタルト部会なるものまで存在し、「タルト」と名づけて製造・販売するための条件、規約までも決められていた。◆スタッフは県内をこよなく歩き、各社のタルトの特徴や秘伝を取材した。又、かつてテレビ、ラジオで人気を博したタルト関係のCMを聴きなおし、「タルト文化」が定着した愛媛県のリスナーにタルトの思い出メールを大募集する。◆道後温泉の商店街。いきなりの生中継から番組はスタートする。道後界隈では、ラジオを聴きながらお菓子を作っているお店も多く、スタッフは感激。しかも道後には、お菓子の神社「中嶋神社」までもが存在していた。県内最大手「一六本舗」の取材では、タルトは機械巻きと思い込んでいたところが、すべて手巻きだと判明。巻き職人の存在も知る。そして、中井宙弥リポーターは高価で貴重な「黄金のタルト」を松山市内で発見し、スタジオに持ち帰ってくる。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーradioラジオ番組