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ラジオ番組

サウンドスケープ みなと三景音楽散歩 第3夜 光と恋のまち 神戸

番組ID
R03483
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放送日時
2009年01月03日(土)18:00~18:50
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
music_note
音楽
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
演出:加藤直正、制作統括:加藤直正、技術:糸林薫、効果:水谷明男
概要
日本の開国から150年の新春に、歴史ある3つの港町を、音とその街ゆかりの音楽で散策する。その街出身のナビゲーターがふるさとへの愛情を込めて、ゆったりした旅を届ける。◆第3夜は鈴木杏樹が神戸をナビゲート。内山田洋とクールファイブの「そして神戸」、いしだあゆみの「港・坂道・異人館」、ゴダイゴの「ポートピア」、大江千里の「塩屋」ほかの曲を交えながら、メリケンパーク、三宮、南京町、ルミナリエ、北野坂のジャズ喫茶、異人館、須磨海岸などを音でめぐる。

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国立療養所大島青松園で暮らすハンセン病元患者の大西笑子さんは18歳で入所した。病気が治ればすぐに帰れると思って入所したが、すでに半世紀以上が経つ。入所者盲人会の世話係がきっかけで川柳を作りはじめ、これまで故郷や日常を詠んだ句をたくさん作った。「故郷に逃げも隠れもしない、墓」は故郷への思いを詠んだ渾身の一句である。1996年(平成8)にライ予防法が廃止されてから多くの人が大島へ訪れるようになり、環境も激変した。大島にあった庵治第二小学校の子どもたちとの交流も盛んになり、川柳指導もしていた。(庵治第二小学校は青松園の職員の家族が通っていた学校で、2年前に生徒数の減少で閉校した。児童たちが青松園を案内する「大島案内引き受け会社」というユニークな活動が話題になった。)そして今年4月から施設の存続と発展を目指すハンセン病問題基本法が施行になった。これはどんな法律で、大島青松園の今後はどうなるのか。大西さんの川柳を通してハンセン病元患者の隔離、差別、偏見の歴史を学び、地域との交流の輪を広げることを願う。


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