テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

横浜洋琴物語

番組ID
R20410
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月30日(月)01:00~02:00
時間(分)
61
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
横浜エフエム放送(FMヨコハマ・FM YOKOHAMA)
製作者
横浜エフエム放送(FMヨコハマ・FM YOKOHAMA)
制作社
横浜エフエム放送(FMヨコハマ・FM YOKOHAMA)、サラ・カンパニー
出演者
スタッフ
構成:松本耕一、演出:今野悦夫、制作:神戸竜太
概要
今から100年も前のこと、横浜中華街に全国でも指折りのピアノの製造所があった。名前は、制作者親子の名前をとって「周ピアノ」という。今日では全国で10台ほどしか残っていない周ピアノを、地元横浜出身のピアニスト、中村由利子さんが実際に演奏しながら、歴史に翻弄され、幾多の困難を乗り越えてきた運命をたどる。◆大正時代の中華街の絵葉書に、楽器店の看板が写っていた。上海でピアノ作りを学び、明治45年に横浜で創業した周しょう生さんの洋琴(ピアノ)の店だった。周ピアノは家一軒買えるほど高価だったが、家具のように美しい装飾と音の良さが評価され、事業は順調だった。だがその後、周さん一家と中華街の人々を、関東大震災、戦争という大きな試練が待ち受けていた。◆FMヨコハマ特別番組

同じ年代の公開番組

BSNラジオスペシャル たずさえて 盲導犬と初めて議場に立つ

長岡市議会議員の藤田芳雄さんは1999年4月の選挙でトップ当選を果たした。わずかに光を感じるだけのほぼ全盲だが、彼の選挙を支えたのは、盲導犬のオパールだ。しかし、盲導犬と共に議会活動をという希望に周囲から反発の声が上がる。さらに、初の障害者議員誕生に市役所は戸惑いを見せ、急遽点字プリンターなどを導入した。藤田さんは全国で初めて盲導犬を連れて議場に入り、一般質問に臨んだ。その後、公共施設のバリアフリー化を積極的に進め、中越地震、中越沖地震を機に災害弱者の名簿作りや福祉避難所の設置も進んだ。相棒のオパールは12歳で引退。藤田さんも今春、3期12年で議員生活にピリオドを打った。最後の一般質問を終えた藤田さん。その1週間後に東日本大震災が起きた。藤田さんは後輩に思いを託し、民間の立場で引き続き弱者に優しいまちづくりに取り組む。また、趣味のマラソンや太鼓の演奏、作詞と、健常者とともに精力的に活動を続ける。仲間に恵まれ、自らの運命に感謝する63歳の藤田さんに、新たな目標が待っている。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組