テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

若き詩人の肖像 茨木のり子をさがして

番組ID
R20455
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月28日(土)16:15~17:00
時間(分)
44
ジャンル
school教育・教養
放送局
東海ラジオ放送
製作者
東海ラジオ放送
制作社
東海ラジオ放送
出演者
語り:川島葵
スタッフ
構成:川崎慎也、演出:神谷信寛、制作:秋田和典、技術:河津治樹
概要
戦後現代詩の長女と評される茨木のり子(1926~2006)。彼女の代表作「わたしが一番きれいだったとき」は多数の国語教科書に掲載され、1999年に刊行された詩集『倚りかからず』は、詩集としては異例の20万部を記録した。詩人・茨木のり子の形成には、父親と戦争が重要な鍵を握っていた。彼女の故郷と言える愛知県西尾市吉良町を取材し、詩人の若き日々を知る人たちの証言とともに作品を紹介する。また、彼女の評伝を書いたノンフィクション作家の後藤正治氏へのインタビューを交えて、今もなお愛され続けている茨木のり子の詩の魅力を伝える。

同じ年代の公開番組

核と向き合う ヒロシマからフクシマ

2時間の生放送で送る原爆の日特別番組。原爆の記憶の風化が懸念される中、東京電力福島第一原発事故によって被曝は多くの人に身近な問題になった。特に放射性物質が食品や呼吸を通じて体内に取り込まれる内部被曝が危惧されている。二人の内部被曝の専門家と共に、放射性物質という見えない敵と内部被曝の危険性を考える。広島の医師、肥田舜太郎氏は被爆者の症状から放射線の影響を感じていたが、内部被曝とはっきりわかったのは30年後だったと語る。琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏は物理学の観点から内部被曝の危険性を訴え続けてきた。両氏による解説と、内部被曝を経験した女性の証言を聞く。広島の原爆が撒き散らした放射性物質は負傷しなかった人の体にも取り込まれ、66年経った今も新たな癌を発症させている。国は原爆の内部被曝を認めていない。肥田さんらは福島から自主避難中の母親の不安や疑問に答え、今後の生活について助言する。平和記念式典では総理発言に注目が集まるが、核廃絶、脱原発の具体策は示されなかった。矢ケ崎さんは、私たち自身が目覚めて声を上げなければ事態を改善できない、と訴える。(60分の編集版を公開)


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組