テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

岡山から届けよう!東北へ 元気なココロ・負けない勇気

番組ID
R20498
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月30日(月)20:00~21:43
時間(分)
59
ジャンル
music_note音楽
放送局
RSK山陽放送(RSK)
製作者
RSK山陽放送(RSK)
制作社
RSK山陽放送(RSK)
出演者
スタッフ
演出:竹澤徳昭、制作:中尾俊直
概要
「演歌春秋」のスペシャルで、岡山から東日本大震災の被災地に元気を届けよう、と開催された公開録音コンサートの模様を伝える。趣旨に賛同して駆けつけた歌手の山内惠介さん、ダ・カーポの歌でステージは始まる。東北の皆さんへ、山内さんは「北国の春」を1曲目に選曲。このコンサートのきっかけとなった宮城県のリスナーの紹介、石巻にボランティアで入った青年の体験談、岩手県陸前高田市の戸羽市長への電話インタビューを交えて進行する。観客の拍手には東北を応援する思いが込められ、山内さんの熱唱、ダ・カーポの柔らかな優しい歌声、おしゃべりにも被災した方々への思いやりが溢れた。最後に、福島県から妻の実家のある岡山に避難して生活している方をステージに招いて観客、リスナーへのメッセージを語ってもらい、全員で「ふるさと」を大合唱する。コンサートの模様は後日東北の各放送局でも放送された。

同じ年代の公開番組

SBSラジオギャラリー 本をどう読むか 今、知識が明日を救う

出版界が大きな転機を迎える今、本を読むことの意味を再考する。◆本の電子化は新刊の電子書籍だけではない。読者自身が本のデータをスキャナーで読み取り、パソコンなどで読めるようにする電子化は「自炊」と呼ばれている。電子化は国立国会図書館でも進み、公共図書館にも広がろうとしている。電子書籍の市場拡大で、出版社や編集者の役割も変わる可能性がある。紙の本は無くなるのだろうか。ベストセラーライターである社会学者の上野千鶴子さんは、本の電子化は必然と考えている。ブックディレクターの幅光孝さんは、電子化で本を読む機会が増えると語る。一般に電子書籍は紙よりも出版コストがかからないと言われている。もし電子化でより多くの本が出版されれば、読者は様々な本をいろいろな手段で読むことができるかもしれない。しかし、私たちは原発や三陸津波の本が出ていたのに、そこから正確な知識を得ていなかった。今、読者にとって重要なことは、読む手段ではなく、本の何を読み、本から何を学んだかではないだろうか。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組