ラジオ番組
長崎原爆の日ラジオ特集 爆心地の家族
番組ID
R20561
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年08月09日(月)21:20~22:10
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK長崎
出演者
語り:青木裕子
スタッフ
概要
長崎の爆心地で暮らしていたひとつの家族に焦点を当て、原爆の記憶と正面から向き合おうとする被爆者の心情を伝える。◆多くの観光客が訪れる爆心地公園の一角にある案内板に、あの日の惨状が記されている。当時1860人余が生活していたこの松山町は一瞬で壊滅し、9歳の少女を除き全員が即死した。この少女は、現在千葉県で暮らす黒川さん。結婚して家庭を築いたが、ただ一人の生存者という事実はあまりに重く、これまで被爆の記憶を頑なに封印してきた。しかしこの年5月、彼女は兄(原爆投下時は県外で学んでいて、後に入市被爆)と共に長崎を訪問。追悼平和祈念館で家族の遺影と出会い、松山町で当時を知る人の話を聞き、一緒に遊んでいた妹や家ごと焼けてしまった母の死の実態を知った。兄妹は家族についてまとめ、追悼平和祈念館に寄贈しようと考えた。後世にどう伝えるべきか、黒川さんは悩みながら、一つの形にたどり着く。