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ラジオ番組

働くがん患者学校 課外授業

番組ID
R20704
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放送日時
2012年03月20日(火)12:00~13:00
時間(分)
60
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽
放送局
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
製作者
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
制作社
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
出演者
スタッフ
構成:宮崎裕一、演出:宮崎裕一、制作:宮崎裕一、音声:宮崎裕一、効果:宮崎裕一
概要
「働くがん患者学校」は、就労を続けながら治療を続けるがん患者達が出演し、自らの体験を語り合う中で、共に学び会う“学び舎”。今回は、がん治療を続けながら音楽活動(就労)を続けるアーティストより子を特待生(ゲスト)として迎えての60分の拡大版。◆より子は幼少時に卵巣がん、22歳での卵巣腫瘍という2つの治療を経て、自身の音楽の方向性を見出し、音楽活動を続けている。5歳まで小児病棟で暮らし、子どもはみんな病院に入院するものだと思っていたという。幼い頃から、病気を通して生きることを真剣に考えてきた。「がん患者をかわいそうと思わないで、得てきたものを見てほしい」と訴える。「“生きること”を伝えるために生かされた」と語る彼女の生い立ちをたどりながら、支えてくれた母との絆、「Change My Life」などの曲に込めた思いを聞く。患者同士ならではのトークは明るく楽しく、がん患者イコールネガティブ、というイメージは一掃される。
受賞歴
日本放送文化大賞(第8回グランプリ候補)

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宮城県の離島、出島(いずしま)は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。島民の多くは故郷を離れ、仮設住宅などに暮らしている。全校生徒5人になった女川第四小学校では2011年8月、復興支援の一環として子ども達による打楽器カホンのバンドが誕生した。戸惑いながらも練習に励み、どんどん上達する子ども達。招待を受けた神戸市の小学校や、仙台市で行われたイベントで「明日があるさ」を演奏し、その成果を発表した。一方、散り散りになった島の大人達は、島の祭りを復活させ、辛うじて被害を免れた神輿を担ぎ、島民同士の絆を再確認した。島の伝統芸能である獅子風流(ししふり)保存会の一部のメンバーは子ども達への指導を再開。また島の名所を織り込んだ島唄「寺間小唄」を歌う阿部みさをさん(92歳)は、震災で島を離れた翌年体調を崩し、息子に歌を託して他界した。第四小学校は2013年廃校になる。まだまだ先の見えない不安の中で、音楽や祭りを通じて絆を取り戻し、明日への希望を見出そうとしている島の人々の姿を、約1年をかけて追った。


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