テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

寛大へ 命のメッセージ

番組ID
R20850
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年05月25日(金)23:10~23:50
時間(分)
39
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
語り:米岡誠一
スタッフ
構成:川内信江、演出:川内信江、制作:柴田喜之、技術:安増高志、編集:安増高志、選曲:行本秀樹、取材:川内信江
概要
2011年2月11日、福岡県粕屋町で高校生2人が飲酒運転の車にはねられて亡くなった。犠牲者の一人、山本寛大君の両親である浩之さんと美也子さんは、突然の事故で息子を失った悲しみに暮れるが、飲酒運転撲滅を訴えることこそが寛大さんの命のメッセージに応えることになると考え、活動を始めた。浩之さんは国内トップクラスの車いすランナーで、事故から18日後に開催された東京マラソンに出場する。車いすには飲酒運転撲滅を訴えるステッカーが貼られていた。寛大君の友人達も協力して、飲酒運転撲滅を訴えるテレビCMも制作された。毎日がむしゃらに活動を続ける美也子さんを、浩之さんはそっと見守る。そんな地道な活動が功を奏して、ついに福岡県が飲酒運転撲滅条例を制定するに至る。たくさんの悲しみを味わってきた山本さん家族だが、それでも少しずつ前に進もうとしている。

同じ年代の公開番組

ラジオ深夜便 明日へのことば 震災復興インタビュー いま、君にできること 渡辺憲司

東日本大震災の影響で卒業式が中止になった立教新座高校で、卒業生に贈った校長のメッセージが大きな反響を呼んだ。校長の渡辺憲司さんに、このメッセージに込めた思いを聞く。◆中止になった卒業式の代わりに渡辺先生が「立教新座高校3年生諸君へ」というメッセージを学校のホームページに掲載したところ、一晩で30万のアクセスがあった。「時に海を見よ」と題されたこのメッセージでいちばん伝えたかったことは、「一人の時間を大事にしてほしい」ということだったと言う。立ち止まって、海を見に行く自由。高校生でも社会人でもない大学時代は、そんな自由がある貴重な時間だ。渡辺先生は、孤独と向き合い、自分を見つめる時間を持つことが大切だと語る。また、大震災で様々なものが失われたが、これはゆるがせにできない、という一筋を、ひたむきに持ってほしいと訴える。団塊世代や大人がやるべきこと、この世代だからこそできることについても語る。(インタビュー部分のみを公開)


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
ごくじょうラジオが伝えた、東日本大震災のいま

「ごくじょうラジオ」は平日午後の生ワイド番組。東日本大震災後、ボランティアと取材をかねて被災地に入った番組スタッフは、「忘れないでほしい」という被災者の言葉を聞き、震災を伝え続けようと決意し、継続的に取り上げてきた。その1年間を振り返る。◆冒頭、ルポライターの鎌田慧さんに「さよなら原発集会」についてきく。そして、震災時に旅行先の岩手県大槌町のホテルで被災しながら、ホテル従業員たちの献身的な誘導で九死に一生を得た五城目町と井川町の老人クラブが今年、被災地に灯篭を贈った話題を伝える。3月11日には現地取材を行った。チェルノブイリ原発事故の際にベラルーシ共和国で医療支援を行った医師で松本市長の菅谷昭さんにも話をきいた。被災地へボランティアに通う秋田県立大学のグループには、ボランティアのために東北の大学に入ったという学生もいた。福島から避難している母子を支援する「秋田こどもの森」も紹介。そして、福島県郡山市の実家に戻った「ごくじょうラジオ」の元スタッフは、厳しい福島の様子を語った。◆2012年年末スペシャル


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組