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ラジオ番組

歌を紡いで 演歌を育てた男、神長瞭月

番組ID
R21004
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放送日時
2013年03月31日(日)10:00~11:00
時間(分)
56
ジャンル
music_note音楽
放送局
栃木放送(CRT)
製作者
栃木放送(CRT)
制作社
栃木放送(CRT)
出演者
語り:一色令子
スタッフ
ディレクター:下田太郎、プロデューサー:川島育郎
概要
レコードやラジオが普及する前、演歌師という大道芸人が巷で人々が口ずさむ歌を拾い、歌本にして売り歩くことで広まっていった。栃木県塩谷町出身で明治から昭和にかけて活躍した神長瞭月(かみながりょうげつ、1888~1976)は、無伴奏で歌われていた演歌にバイオリンを取り入れるなど、明治期以降の大衆音楽に革新をもたらし、現代へと続く歌謡曲の原型を作った。当時一般にはまだ普及していなかったレコードに演歌を歌う演歌師として初めて吹き込み、太平洋戦争以降も作詞、作曲、発明などを続け、亡くなる年に最後のLPレコードを発売し、評判を呼んだ。明治から昭和へ激動の時代を生き抜いた神長瞭月の88年の生涯を、本人の貴重な証言、関係者へのインタビュー、そして彼が作り歌った曲を織り交ぜながら描く。それは、どんな時でも歌を作り、歌うことをやめなかった、正に歌を紡ぎ続けた生涯だった。◆栃木放送開局50周年記念

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