テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

戦争の語り部たちの証言 絶望の海からの生還

番組ID
R21419
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年05月27日(火)21:00~21:59
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
語り:坂田周大
スタッフ
ディレクター:津川洋二、プロデューサー:中村昭一郎、技術:塩塚実納
概要
二人の太平洋戦争体験者が、沈没した乗艦から生還した経験を語る。◆山口治雄さんは福岡県八女市の出身。昭和19年(1944)、横須賀の海軍砲術学校を卒業後、最初に配属されたのは千歳という航空母艦だった。山口さんはそこで大砲の爆発の時期を調整する掌尺手(しょうしゃくて)を担当した。そして、レイテ沖海戦の行動作戦に参加する。米軍機をひきつける囮役だった千歳は、米軍機の猛爆を受け沈没。山口さんは海を6時間漂流した後、救助された。九死に一生を得た山口さんは、次に軽巡洋艦の矢矧(やはぎ)に乗る。一方、広島県福山市出身で、山口さんと同じ横須賀の海軍砲術学校を卒業した八杉康夫さんは、戦艦大和の乗組員だった。担当は、敵の飛行機や戦艦との距離を測る測距儀。実は山口さんの乗る矢矧は、八杉さんの乗る大和の護衛艦だった。昭和20年4月6日、山口さんと八杉さんは、沖縄水上特攻作戦で出撃する。

同じ年代の公開番組