テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

大阪都構想住民投票結果判明 名市長関一から大阪を考える

番組ID
R21657
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年05月18日(月)00:00~01:13
時間(分)
60
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
ラジオ大阪(OBC)
製作者
ラジオ大阪(OBC)
制作社
ラジオ大阪(OBC)
出演者
スタッフ
構成:大石徹、ディレクター:大石徹、プロデューサー:原田年晴
概要
大阪の未来を左右する住民投票当日の夜、大阪市の都市構想の過去と未来に焦点を当て放送した特別番組。◆2015年は「近代大阪の父」と呼ばれる第7代大阪市長、関一(せきはじめ)の没後80年に当たる。御堂筋の拡張をはじめ、道路、橋、港、鉄道、電気など、今ある大阪の基礎的なインフラは、関市長時代に築かれた。また、経済発展だけに走らず、「住み心地良き都市」を目指し、住宅や公害など都市問題にも取り組んだ。今回の住民投票の争点は、大阪市を解体して5つの特別区を設置する、いわゆる大阪都構想だったが、都市づくりに本当に重要なものは何なのだろうか。関一に焦点を当てつつ、開票結果と共に大阪の過去と未来を検証する。二人の関一研究者には、研究結果から見て取れる主体としての都市、大阪とはどのようなものか、そして市民に愛された関の人物像を聞く。また家族は大改革に着手した関をどうみていたのか、孫にあたる第17代市長の関淳一氏がその素顔を語る。

同じ年代の公開番組

いくさ遺産 村の言霊 岐阜県東白川村・語り継がれる戦争の記憶

岐阜県加茂郡東白川村は人口2280人の山村。ここに1990年代前半、2つの“いくさ遺産”が作られた。戦争資料館「平和祈念館」と戦記「平和への礎」である。祈念館には召集令状、千人針、戦地で書かれた日記、228人の遺影など900点余。「平和への礎」には350ページにわたって戦没者や帰還兵のつらい記憶や懐かしい思い出が綴られている。それから20年余、戦争を知る人も少なくなった今、“村の言霊”を集める旅に出た。90代、80代の人々が語る体験は、兵隊、満州開拓団、戦争孤児など、多岐にわたった。村は過疎化が進み、いくさの記憶の伝承も危ぶまれている。古田真由美さんは読み聞かせボランティアを主宰している。きっかけは、平和祈念館に収められている「お母さん、お母さん」で始まる日記との出会いだった。中国大陸で戦死した今井龍一さん(享年22歳)のものだ。龍一さんが生きた事実と、戦地で母を思った事実。これらの積み重ねの上に現在の私たちがあるのではないか。古田さんは村に残る戦争の記憶を語り継ぐ朗読会を続けている。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組