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ラジオ番組

戦後70年に鳴り響く 熊谷先生の平和の鐘

番組ID
R21819
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放送日時
2015年12月31日(木)15:00~15:54
時間(分)
52
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
秋田放送(ABS)
製作者
秋田放送(ABS)
制作社
秋田放送(ABS)
出演者
ナレーション:佐々木有希、朗読:賀内隆弘
スタッフ
構成:利部昭勇、演出:利部昭勇、プロデューサー:佐々木偉性、技術:利部昭勇、取材:利部昭勇
概要
元高校教師で梵鐘研究家の熊谷恭孝さんは66歳。日本史を教え、ハンドベル演奏の部活動を指導しながら、秋田県内の梵鐘を研究し続けていた。その中で、太平洋戦争中の金属回収令により、寺の鐘が没収され武器の材料にされたことを知った。平和を祈る鐘が人殺しの道具に変えられた事実を知り、怒りを覚えた熊谷さんは、今度は逆に、武器から平和の鐘を造る構想を練り始めた。熊谷さんが在職中の2003年、イラク戦争が勃発。以後、熊谷さんは中東の混乱と向き合うことになり、「中東が平和にならないかぎり、世界は平和にならない」と信じ、戦争の原因のひとつ、貧困をどう解消するかを考え始める。中東に残骸として転がる武器を回収しすれば、平和の鐘の材料とすることができる。鐘を鋳造する技術と、造った鐘の販路を作ることで、中東に新たな産業を興そうと活動を始める。そして、奇しくも、戦後70年を迎えた今年、平和の鐘が完成した。◆ABSラジオ年末特別番組

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