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ラジオ番組

86歳のアコーディオン

番組ID
R22665
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放送日時
2019年05月26日(日)09:00~09:50
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
青森放送(RAB)
製作者
青森放送(RAB)
制作社
青森放送(RAB)
出演者
ナレーター:秋山博子
スタッフ
演出:秋山博子、制作:小山田文泰、録音:川瀬光平、技術:山本鷹賀春
概要
青森県十和田市に住む藤田みつさん(86歳)は、毎月15か所もの老健施設(介護老人保健施設)や老人ホームなどをボランティアで慰問している。みつさんが携えているのは重さ5キロのアコーディオン。身長140センチの小柄な彼女には大きくて重い楽器だが、明るい笑顔と元気な声で演奏する。童謡、唱歌、演歌、民謡など、みつさんのレパートリーは約4000曲。お年寄りたちのリクエストに応えて昔懐かしい曲を歌い、思い出の時間を共に過ごす。施設では認知症の高齢者も多いが、みつさんと一緒に歌うことで様々な想いが交錯する。自分が若かった頃のこと、亡くした友達のこと、介護をしてくれる家族のこと…。入所者と家族を繋ぐものとは何か。25年にもわたり藤田さんを歌い続けさせてきたものとは。86歳のアコーディオンとともに、ラジオのマイクが施設を訪ねた。

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小笠原順子さんは2000年シドニー五輪の女子平泳ぎ元日本代表。小学校高学年から国際大会に参加し、19歳でメダル候補に挙げられたシドニーだったが、レース直前に激しい腰痛に襲われ棄権。間もなく水泳の世界を離れ大学を卒業し、企業に就職した。2016年、東京出身の小笠原さんが出張先の大分県竹田市を訪れた際、清流の美しさに子どものころ本当に水が好きだったことを思い出した。3年間の竹田の地域おこし協力隊に参加することを決め、そこで田舎町とへりくだる竹田の人々に郷土の誇りに気づいてもらおうと、地域の人たちが出演する映画を作ることにした。民家に眠る8mmフィルムを集めて地域の人たちとアフレコに挑戦。懐かしい思い出、地元のアイデンティティー、音は記憶をよみがえらせる。竹田の素晴らしさを再発見した地元の人たちから感謝の言葉をかけられた小笠原さん。次の目標は、子どもたちがありのままの姿でいられるように、馬を用いたセラピーの牧場づくりだ。小笠原さんは、成功しても失敗しても、目の前の現実は必ず自分の力になるということを信じていると語る。


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