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ラジオ番組

SBCラジオスペシャル 獄窓のレジスタンス ~檻の俳句会~

番組ID
R22715
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放送日時
2019年05月19日(日)15:00~15:55
時間(分)
53
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
ナレーション:久保正彰
スタッフ
ディレクター:清沢康夫、技術:清沢康夫
概要
太平洋戦争開戦への空気が高まる中で、治安維持法により44人の俳人が特高警察に検挙された。「新興俳句弾圧事件」である。この事件で弾圧された俳人17人の名誉を回復するため、2018年冬に「俳句弾圧不忘の碑」と、俳人たちの作品を紹介する「檻の俳句館」が生まれた。俳句館の館主である俳人・マブソン青眼さんが主宰する俳句会を1年にわたって取材した。全国各地から俳句館を訪れる人々の声や、俳句館に作品が展示された作者の遺族、所縁の人々の声、俳句会に参加する作者の人々の声を交えながら、埋もれた事実を掘り起こす。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第67回報道番組優秀)

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朗読ドラマ 安珍と清姫の物語

今から1000年余り前、聖地熊野は古の人々にとって祖霊のこもる根の国、イザナミが赴いた黄泉の国であったという。若き山伏・安珍が熊野の参拝に訪れた際、常宿としていた真砂庄司清重の娘・清姫は、眉目秀麗の安珍に心を奪われた。心を打ち明けた清姫に、安珍は御仏に使える身と断るが、清姫は首を振り続け、困り果てた安珍は「参詣を終えたら戻ってくる」と偽りの誓いをしてしまった。だが安珍がその誓いを破ったため、清姫は怒りの炎に包まれ、安珍が渡河した川の手前で大蛇へと姿を変える。背後から迫りくる怨嗟の声にひたすら恐れおののく安珍。そして舞台は紀州道成寺の釣り鐘へ。不安や怖れ、様々な感情が二人の若者の間を交錯し、大蛇が吐き出す炎が最後は安珍の潜む釣り鐘を包み込む。悲恋の物語は、ともに踏み越えた川がまるで三途の川であったかの如く、古の熊野、黄泉の国へと深く沈み込んでいくのであった…。語りにより安珍と清姫の物語を終え、清姫の激情と安珍の怖れとの共振を、津軽三味線の弦の震えで表現し、若き二人の物語が黄泉の国へと回収されていく様を描き出す。


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