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ラジオ番組

あなたの人生、読ませてください! ~講談師・玉田玉秀斎が挑むホームレスの物語~

番組ID
R22772
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放送日時
2019年05月29日(水)21:00~21:59
時間(分)
60
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成brush演芸
放送局
ラジオ大阪(OBC)
製作者
ラジオ大阪(OBC)
制作社
ラジオ大阪(OBC)
出演者
玉田玉秀斎、ナレーション:和田麻実子
スタッフ
プロデューサー:納谷有可里、制作:中川さよ子、演出:中川さよ子、構成:中川さよ子、効果:中川さよ子、音楽:中川さよ子、ミキサー:谷綛祐二
概要
講談師として活躍する四代目・玉田玉秀斎は、歴史物語だけでなく、社会問題から芸術まで難しい話を分かりやすい物語にして現代に伝える講談を数多く創作している。東日本大震災の時には被災地で取材をして講談を創作した。そんな彼が、現在精力的に取り組んでいる「ビッグイシュー講談会」。講談を聞いてもらうことが社会貢献につながるとして、収益の一部をホームレス状態にある方々に寄付している。今回、彼は社会が抱える問題を物語で伝えるという講談の役割を果たすため、ホームレスの方々に取材し、講談を創作することにした。ホームレスの自立を支援する雑誌『ビッグイシュー』の関係者、その雑誌を販売する人たちに聞き取りをする中で見えてくる「孤立」。なぜ、ホームレスになったのか、なってしまうのか。社会や時代の歪みに目を向け、ホームレスの方々と信頼関係を築き上げ語ってもらった物語を、講談にして語りかける。

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小笠原順子さんは2000年シドニー五輪の女子平泳ぎ元日本代表。小学校高学年から国際大会に参加し、19歳でメダル候補に挙げられたシドニーだったが、レース直前に激しい腰痛に襲われ棄権。間もなく水泳の世界を離れ大学を卒業し、企業に就職した。2016年、東京出身の小笠原さんが出張先の大分県竹田市を訪れた際、清流の美しさに子どものころ本当に水が好きだったことを思い出した。3年間の竹田の地域おこし協力隊に参加することを決め、そこで田舎町とへりくだる竹田の人々に郷土の誇りに気づいてもらおうと、地域の人たちが出演する映画を作ることにした。民家に眠る8mmフィルムを集めて地域の人たちとアフレコに挑戦。懐かしい思い出、地元のアイデンティティー、音は記憶をよみがえらせる。竹田の素晴らしさを再発見した地元の人たちから感謝の言葉をかけられた小笠原さん。次の目標は、子どもたちがありのままの姿でいられるように、馬を用いたセラピーの牧場づくりだ。小笠原さんは、成功しても失敗しても、目の前の現実は必ず自分の力になるということを信じていると語る。


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